道法さんの切り上げ剪定の講習会に行ってきました。

2017年1月14日2

剪定講習会。長野市にて。切上げ剪定とよばれる上に伸びる徒長枝に実をつけていく画期的な方法を学んでいます。

2014年1月14日3

30人程の老若男女が集まり、広島から来てもらった道法正徳さんという講師の方にしっかり指導してもらいました。
実地講習会場になった高台にある杏畑からの眺めが素晴らしく、花の季節を想像しただけでワクワクしてしまうような場所でした。

2017年1月14日2

手入れの終わった杏の木。枝の殆どが上に向いているのがわかるでしょうか。
果樹が生長する過程、枝を伸ばし、花を咲かせ、実を太らせ、落葉し、また1年が巡っていく。
それら全て植物ホルモンが植物体の中を駆け巡りながらコントロールしている。

2017年1月14日4

講師の道法さん。5日間、本当にご苦労様でした。時々、長野市や小布施など県内で勉強会を開催しているので、
私も今年はこれを集中的にモノにする年になります。

アキオ

新年の贈り物にぴったりです。

まるかじり、家使いりんご販売中です。

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カフェごっこ

今日は一番下の末っ子とわと一緒に「カフェごっこ」をしました。

将来カフェを開きたいという彼。

こんな提案は大好きですね。

単に朝食をちょっとかっこよく、カフェ風にするっていうだけ
なんですけどね。

久しぶりにパンを食べたので、
それも嬉しかったのかも。

ピザトーストと、トーストを焼いて、

目玉焼きを焼いて、

ウインナーを焼いて、

三九郎でGETしたコーンスープがあったので、
それも入れて、

とわには、ココア、
わたしは、カフェオレ。

これをちょっとお洒落に盛り付けて、

一緒にカフェにいる気分で食べました。

こんなひとときが、結構楽しかったりします。

二人で大満足^^

たったこれだけのことなんですけど、
子供ととってもいい時間が過ごせました。

最近は、子供たちも大きくなってきて、
それぞれ、自分たちでやっていることが
たくさんあるので、

子供たちひとりひとりと過ごす時間を
増やしています。

子供たちも大きくなってきて、
手をかけられるのもあと数年。

貴重な一日、一日を大切に過ごしていきたいなって思います。

暁生さんは、画期的?!な「切り上げ」剪定方法を学びに、5日間長野市へ
言っていました。

2017年1月14日2

こちらは、またメルマガやブログで紹介したいと思います。

なんだかすごく興奮して、

今までよりも更にすごい果物や野菜ができると意気込んでいます。

昨年は、遅霜やら、長雨やら、台風やらで、

果物づくりには、なかなか大変な年でしたが、

今年は、さらに良きところを目指していきます!!

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新年あけましておめでとうございます!!

初日の出

新年あけましておめでとうございます!!

今年も年始めは、裏山からの「初日の出参拝」で迎えました。

天気も良く、清々しい気分です。
ちょうどご近所ファミリーも来ていたので、
一緒にワイワイガヤガヤと賑やかに初日の出をみることができ、

幸先のいいスタートを切ることができました。
こうやって、家族で新年を迎えられることに感謝でいっぱいです。

昨年は、農場にとっては本当にいろいろなことがあり試練の年でした。

今年は、新年早々に道法さんの「切り上げ剪定」の講習会に行く予定です。

よりよい農産物をお届けできるよう農場としても一歩一歩前進していくのみです。
本年もよろしくお願い致します。


畑が教えてくれたこと ニュースレター 12月号より

畑がおしえてくれたこと2

< 年の暮れの振りかえり >

ふじりんごの収穫も無事に終わりました。今年は台風18号でかなり落果しましたので、収穫も早めに終了となりましたが、荷造り・発送はまだまだこれからです。大玉・中玉りんごはもう少し在庫があり、「家使いりんご」、「まるかじりりんご」、「加工仕向けりんご」がまだたくさんありますので、どうぞ気軽にご注文下さい。なるべく早く対応できるようやっております。(11月中旬~12月初めころは注文が集中する時期ですぐに対応するのが難しく、お待たせする場合もあり失礼いたしました。)


12月になり、1年を締めくくろうとするこの時期、時間を作って今年1年の振りかえりと反省点、来年への展望・計画などをしておきたいと思います。季節は絶え間なく流れていくので、意識的にそのような節目を作っていかないと、季節に追われての農場運営になりがちだと思うからです。


今年を振り返ってみて一番最初に浮かぶのは4月の凍霜害、9月の長雨、10月の台風と、一年にこれだけの振れ幅の大きい天候をよく受け止めてきたなということです。近年は温暖化の影響で、一昔前では考えられなかったような集中豪雨や台風、大雪などが頻発していると言われていますが、農業という仕事に就いているとそのことは肌で感じています。凍霜害についても寒すぎることが原因という訳ではなく、暖かい冬の気候に樹木が反応して、例年よりも早めに蕾(つぼみ)を膨らませ開花してしまうことが主因ですので、やはり温暖化の影響が大きいのだと思います。


では、それにどうやって対応していくのか、果樹園は霜で花が減り、長雨で落葉病がでて葉っぱが減り、台風でさらに果実が減ってしまったのですが、そんな気象条件を受けても被害を受けにくいやり方を考えていかなければなりません。まず一番先に考えておきたいのが、農場全体の営農の骨格をどうしていくか、作目をいくつかに分けて収穫時期のちがうものにしておく事が大切です。果樹園の作目で桃・梨・りんごと夏から冬の初めまで収穫するものをリレー式にしているのはその為ですが、まだふじりんごへの依存率が高いのも実情です(りんごの収穫量の6割はふじ)が、需要もふじりんごが中心なので簡単には減らせません。


果樹園と合わせて取り組んでいる人参や加工トマトなどをどの程度の作付にしたらよいかはよく検討したいところ。ここ近年の野菜関係の品質と収量アップは目覚ましく、肥料栽培を脱して炭素循環での栽培に移行してきたことが大きいと思われます。近年の人参畑は気象にほぼ左右されません。日照りでも種まき直後以外は水やりの必要がまったくなく、反対に大雨が続いても地下深くまで団粒化している畑では全部吸収してしまいます。葉っぱは地面近くで広がっているだけですのでいくら台風で風速20~30メートルが吹き付けても柳に風で意に介さず。寒さにも強く初冬に霜に当っても更に糖分を上げて甘くなっていくぐらいですので、周年出荷を目指せるかどうか。これも販売面との兼ね合いがありますが。


果樹園の土も改良されてきていますが、「農薬をどれだけ減らせるか」に力点が行き過ぎていることは反省しています。害虫関係の被害は年々少なくなり、通常防除の3割以下でも虫食いだらけになってしまうような局面はほぼなくなってきましたが、長雨が続いてカビ菌の繁殖に起因する落葉病にはまだ抵抗できません。抵抗できないと判断して殺菌剤を何度も散布すればいいのですが、前述のように「どれだけ減らせるか」という人間基準のつまらない意地がりんごの樹に負担をかけています。


でも今年は興味深い事が分かりました。先々月に紹介した広島の農業指導をしている道法さんの「切り上げ剪定」の話を聴いて、私たちのりんご畑の様子をよく観察してみると、長雨で落葉したりんごの枝の中でも上を向いて立っている枝にはちゃんと葉っぱが残っている。そして横向き、ななめ下向き、下向きの枝の葉っぱがほぼ落葉している。植物ホルモンがしっかり枝先まで回る上向きの元気な枝を作れば、明らかに耐病性が強くなるのです。私たちのりんご畑を見て回って、確かに希望の光が見えたのです。よく見ればりんごの樹はちゃんと教えてくれている。何をすればよいかのヒントを身を削って教えてくれているのでした。


おそらく普通に農薬防除して、青々とした葉っぱがついていることが当たり前の果樹園に居ても僕はそのことに気づくことが出来なかった。今年は長雨のおかげでこんなに大切なことを教えてもらえたのです。 「理論は現象の後追い。」目の前に何が起こっているのかを掴みとるチャンスをこういう年にこそ逃してはならないのです。


色いろな気象条件を受け止めて、そこでまた次の段階が見えてくる。「ライフワーク」の一文に照らして考えてみた時、やっぱり私はこの仕事が大好きだということに気が付きます。大変だと一見思うことがあると、尚さらその先に何が待っているのかを見届けようとしてしまうのです。


もちろん好きや面白そうだけで成り立つ安易なものでないこともたくさん経験してきましたが、自分と向き合い、自分の能力を鍛えて、自分の全てをたくさんの人と分かち合う努力を重ねていくこと。誰かと何かを分かち合えた喜びがきっと「生きがい」なのかなと思います。


風和君が中学3年になり、自分の進路を考えています。彼とその話をするたびに、仕事を通してどんな生き方がしたいのか考えてみようと投げかけています。彼にしてみれば面倒くさいオヤジかもしれません。それでもいいので、今しっかりとした土台を作る時間を持ってやりたいと思います。


写真は中学サッカー部最後の公式戦後のスナップ。親バカの私達夫婦はしっかり応援へ駆けつけました。もう背の高さは追い抜かれそうです。(アキオ)

畑が教えてくれたことニュースレター 11月号より

畑がおしえてくれたこと2

< 自然現象と共に >
10月5日の夜は子ども達の寝る頃の時間になって、台風18号の強風が吹きつけ始めました。典型的な風(かぜ)台風で、雨はたまに強くなりましたが、夜空にはきれいな星が見えてもいる不思議な光景でした。吹き付ける風の感触は、すっかり南国の熱風を思わせる生温かい強風。畑のあちこちを見回ると、枝が強風に煽(あお)られて、りんごが周囲の枝にぶつかり、その衝撃で落果し地面を転げていくのがヘッドライト越しの暗がりに見えました。日付が変わった12時過ぎまでの約3時間ごうごうと吹き荒れた突風。その後はピタリと止んでくれました。


収穫適期だったりんごの紅玉や秋映、洋梨ラフランスはこれに合わせてその日の夕方までに取り入れが間に合いました。が、まだ収穫時期には3週間早いシナノゴールド、1か月以上早いふじりんごなどは収穫するにもまだ手が出せないのです。りんごたちに耐えてもらうしか方法がない・・。

朝になり、明るくなってから見た畑の様子はテレビニュースでしか見たことが無かった光景が現実になっていたのでした。私だけではなく、周囲の農家のみなさんは当然心配していたから朝早くから見回りに起きだしています。「今回はえらいじゃねいかい。(大変だったなの意)」とあいさつを交わします。一番落ちやすかったのが収穫時期までもう少しだったシナノゴールド。私の世話するところは森に近い場所だったのでそれほどでもなかったですが(とはいえ45コンテナ拾いました)、地面が黄色いりんごの絨毯になった畑を茫然と見つめている方もいました。私がここへきて17年の間で、一番の台風落果被害を受けた年になりました。(私の来る3年ほど前にも、ものすごい台風直撃があったとのことです)


りんごのたくさん転がる畑を歩きながら「どうやったらこのりんごを無駄にしないで使ってもらえるか」を考えていました。よく見ていくと、私達の果樹園は例外なく地面の上には緑のじゅうたんのように雑草が茂っていますし、炭素資材と微生物の働きで畑の土はふかふか柔らかいのですから、傷の程度が浅いもの、ほとんどキズのないものもたくさんあるのです。ただ土の香りが果実に移っては食味が落ちるので、とにかく急いで拾い集めようとみんなですぐにコンテナへ拾い上げていきました。それを選別して、良いものは皆さんにできるだけ使ってもらえるようにしようとメールマガジンでお知らせしたり、友人のフェイスブックなどにも紹介してもらったりで、ずいぶん注文を頂くこともできました。本当に感謝です。(あと30コンテナほどあります!)


ふじりんごの収穫時期には少し早かったのでミツ入りの完熟ふじにはなりませんが、これはこれで十分食べられるよ、酸味好みの私にはこれで美味しいよと言っていただく方も多く、ジャムやお菓子作りに使ってちょうどよかったとの声もありました。おぐらやま農場は農場直売で16年、みなさんと何かのご縁やつながりのおかげで、農産物を送り届けさせていただいてきましたが、今回はなお強烈に皆さんのメールやFAXが、心強く有り難く自分の心に響いたのでした。台風で落ちたりんごを前に「さあ、いい課題が来たぞ。」と頭を切り替えていくスイッチがすぐに入りました。たくさんのりんご達が地面に落ちていくその瞬間を、自然界のしなやかさで受け止めてくれた果樹園の下草さん、炭素資材と微生物さん、ふかふかの畑の土たち、本当に助かりました。ありがとう。


< 皆様へのおねがい >
今シーズンは春先の花蕾の凍霜害、9月の長雨、そして台風落果と、自然現象を受け止めていくことが立て続けにありました。りんごの樹たちは精一杯それに対応してくれています。が、私たちのお世話が足りなかったこともあり、収穫量としては例年よりも少なく(7~8割予想)、ジュース用仕向けのりんごも多くなっていますので、贈り物・自家用でもりんごジュースやジャム等の詰合せを使っていただくと有り難いのです。またはりんごの箱サイズを一つ小さくして(10キロ箱を5キロ箱へ、5キロ箱を3キロ箱へ等)、小さくした分をジュースやジャムの詰合せをプラスして贈り物にしていただけたら、今年の農場の状況からいえば助かります。農場の様子をありのままにお伝えして状況を知っていただくことは必要かなと私達なりに考えた末のお願いです。どうぞご一考下さい。

今シーズンから「りんごジュース」、「人参りんごジュース」、「トマトジュース」に加えて、「桃りんごジュース」(桃とりんごを半分ずつミックスした100%果汁)も11月中旬頃に製造できる予定です。「洋梨ジュース」は工場の都合で製造中止になり今は4種類です。ジャムも色とりどり5種類があります。りんごは大玉・中玉・家使い用と「加工仕向け用」がありますので、用途によってはそれもお使い下さい。


< おぐらやま農場はスタッフを募集しています >
農場を舞台にした絵本を講談社から出版した中武ひでみつさんが、絵の仕事で独立していくと決意して、農場スタッフを卒業されました。約6年間、ずっと農場運営に関わってくれて本当に私達を助けてくれたことに感謝しています。それで、新たにおぐらやま農場でスタッフとして働いてみたいという方を募集しています。 私達が目指している安心して食べられる農産物栽培と地域農業の後継者としての営農。そのような農場方針に理解いただける18~45才までの男性(自動車免許のある方)を「1名」募集中です。給与や休日など詳細は問い合わせ下さい。農水省が就農希望者への研修・実務経験養成の為に実施している「農の雇用事業」への参加(原則2年間)を前提としています。通いで来てもらうのが基本ですがスタートから数か月程度の住み込みは可。相談下さい。

農場で研修した後に独立就農を目指すもよし、農場スタッフとして長く農場運営に関わるもよし、研修後に半農半Xの生活を切り開くもよし。状況や思いを尊重しながら進めます。農業で生活していくという道は簡単ではありません。情熱を持って取り組んでみたいという方を募集します。

*おぐらやま農場での研修で得られるもの・・①有機農業(果樹園は低農薬栽培)の実務経験。果樹園・野菜畑・稲作(自家用)など。②農場に関わる人たちとの出会い(松村ファミリー、農場スタッフ、地元友人たちや縁農サポーターの方、お客様、年間80人程度のウーフ参加者等。日常が生きた英語学習にもなります)。③自給自足的な暮らしの体験。自分の畑もやりたい方相談下さい。


初雪が降りました

2016年11月28日

先週は、ここ安曇野にも初雪が降りました。

まだまだふじりんごの収穫も終わってないのですが、
さすがに今日は収穫はお休みです。

11月ですが、ウーファーさんが実は
今は8人も滞在してくれています。

というのも滞在を伸ばしたいというウーファーさんが、
3人いたためお部屋をシェアしてもらいながら、

滞在してもらっています。

それにしても滞在を伸ばしたいというウーファーさんは
嬉しいですね。

今年は、長期滞在・リピーターのウーファーさんが、
とても多かったですが、

世界のどこからからまた訪れてくれるのは、
とても嬉しいです。

みんなで楽しみましょーーー。

120歳まで健康に生きる道 ~39~ 「ベターッと開脚」

                          「ベターッと開脚」



どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法

我が家に(私に?)新しいブームが起きました。この間、書店で見つけたこの本がどうしても気になり購入してさっそくやってみています。タイトルは「どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法」タイトルもすごいですが、この本を書いたEikoさんが実際に開脚をしている写真が表紙です。本当に見事にベターッと開脚してます!!ページをめくると72歳でもベターッ、68歳でもベターッ、66歳でもベターッ、と次々にベターッとしている女性の写真が!!!早速、本を読み実践です。今はすごく便利で本だけだとちょっとニュアンスがわからないものをYou tube で検索すると、ありました、ありました。Eiko 先生のやってくれている動画。いろいろありましたが、まずは開脚できるようにとはじめました。

まだ1週間ほどですが、これはすごい!!子供たち、ウーファーさんも一緒にやっているのですがみるみる柔らかく開いてきます。「えーーーーー!!すごーーい!!」末っ子くんは、おでこがつくようになったのが嬉しく、今朝も早くからYou tubeを見ながらひとりでやっていました。こんなに早く実感できるとやっぱり楽しくなってきます。ここまで短期間で柔らかくなるのは初めてです。しかも1日10分かかりません!1か月間なんとかサボらずに楽しみながらやってみようと思います。今月は誕生日なので、そのときまでには、ベターッが目標です!!ベターッってできたら来月号に写真載せますね(笑)お楽しみに!!

2016kazoku.jpg

写真は、久々の家族旅行で三浦海岸に行ったときのものです。夏は桃の収穫、出荷やらトマトの収穫などあって、なかなか行けませんが、久しぶりの家族旅行で嬉しかったです。おじさんの家の近くで釣りをさせてもらい末っ子くん大喜び。普段海なし県で育っているせいか喜びもひとしお。ドボドボと海の中に入ってしまい、最後にはカツオノエボシというクラゲに刺されてしまい、急いで病院へ行き、大変でした。。。末っ子君、今はクラゲ博士になるんじゃないかというぐらいクラゲ図鑑を毎日読んでいます。(笑)

畑が教えてくれたこと ニュースレター10月号より

畑がおしえてくれたこと2

< 仕事のつながり >

7月の終わりから8月、そして9月のはじめにかけておぐらやま農場ではほぼ毎日のように、トマトの収穫作業が続きます。この時期に滞在してくれているウーファーさんはおそらく一生かけても食べきれないほどのトマトを収穫しているんじゃないでしょうか。

私達のトマト畑は家庭菜園などで支柱を使って仕立てるやり方と違い、蔓(つる)を地面に伸ばして、わき芽も一切摘みとらずトマトが葉を茂らせる勢いのままに伸びてもらい、花と実をつけられるだけつけ、トマトの実が真っ赤に熟した順に摘みとっていく自由放任栽培とも言える作り方をします。

これは加工用トマトと言われるトマトの中でもジュースやケチャップ、また各種ソースなどの原料に使われることの多い、甘味よりも酸味が美味しいトマトの栽培方法としては一般的なのですが農場の畑見学をされる人に聞いてみると、「こんな作り方は初めて見ました」という方が大半なのです。

おぐらやま農場で収穫したトマトは私達の農場で販売するトマトジュース・ケチャップの原料となるほか、「高橋ソース」さんという埼玉県にある食品会社で製造される「カントリーハーベスト」というブランド名のソース(中濃・ウスターなど)の原料として使われます。「安曇野トマトの会」という有機農家の仲間約10名で生産者グループを作り、高橋ソースさんの必要とする年間数十トンに応えるべくやっております。

先日その高橋ソースさんから、製造現場で実際に加工業務に関わっている方たちの「社員研修」ということで10数名の方が社長さんも含め来られて、おぐらやま農場でトマト収穫の体験作業をしていただく機会がありました。

取り方の説明をして1時間ほど、コンテナをのせた一輪車を押しながら収穫作業をしてもらったのですが、畑の土の柔らかいことに皆さん驚かれていました。また、農薬を使わないで加工トマト栽培を成り立たせていくために、肥料をやらないでも土に養分が豊かにある炭素循環の畑を見てもらうことができました。

「カントリーハーベスト」というブランドはオーガニック原料にこだわりを持って、高橋ソースさんの会社理念を体現した製品だと聞いてます。私自身、その仕事に関わる誇りとかやりがいという、トマトを栽培する立場として大切な部分を確認する機会になったと思いますし、会社の方にもそのような研修になってくれたらとても嬉しいです。
自分が仕事にしている内容のつながり(その前もその後も)を知ることは、とても大切なこと。ソース会社の方が農場の様子を見学に来てくれたように、私達が今度は工場見学をさせてもらって自分たちの仕事がどんな現場でどんな人たちへつながっていくのかを勉強したいと思っています。
そして、私たちの農場からお届けするトマトジュースたちが、皆さんの家庭でどんなふうに使われているかも、ぜひ教えてくださいね。


今年はおぐらやま農場のウーファーさんと、たくさんトマトを取りましたが、実は他にもお手伝いいただいた人たちが大勢おります。収穫ピークに私たちの手数だけでは間に合わなくなった時、すぐ近くでウーフホストをしている津村さんに相談の電話を入れたらウーファーさん4人を引き連れてトマト畑へ参上。困った時に駆けつけてくれる頼もしさが、かっこいいです。もちろん津村農園から要請があれば、可能な限り私達も出向かせていただきます。 カブにまたがるのはバイクで日本一周の旅の途中でおぐらやまに立寄って、1週間ウーフをしてくれたイマダ君。トマト収穫をしていたみんなに盛大に見送られて出発。旅が終わったら岡山の実家の米農家で後継ぎになるんだと言っておりました。

同じときに、穂高在住のタナベさん、堀金在住のマツモトさんも、メール連絡したら快くやってきてくれました。本当にありがとうございます。地元在住の方に「縁農サポーター」として、気軽に声をかけられる間柄になっていく人がだんだん増えてきました。これも本当に頼もしいし、ありがたい事です。

穂高でパーマカルチャーや自然農など実践しながら宿をしているシャロムヒュッテさんからも、若手スタッフ4人がトマトを取りに来てくれました。これは、フェイスブック上で「お金いらず安曇野」というサイトが出来たのですが、そこにテルミさんが、夏場は農場の仕事がいっぱいあるし、お手伝いしてくれた人には、キズなどの訳あり農産物で御礼しますと書き込んだら、それに応える形でさっそく来てくれたのです。SNS(ソーシャルネットワーキングシステム)ってすごいですね。

こうなってくるとトマトの収穫作業ではあるのですが、この本質は人の交流、心の交流といいますか、沢山の人に出会い、場に出会う機会です。人生の学びがとっても楽しくなってきます。そんなことを気軽に出来るように、それを私たちの農場の特徴として育てていきたいなと思うのでした。(アキオ)

シナノゴールド

10月25日

台風18号の影響で、だいぶ収穫量も減ってしまったシナノゴールドですが、いい感じで、とても美味しいです(*^^*)
今朝は7度と冷えてきましたが、これからシナノゴールド、ふじと続いてきます。今だけのセット品、秋映、シナノゴールド、シナノスイートのセットもできますのでぜひぜひどうぞー。

http://www.ogurayamashop.com/category/43/



2016年10月25日2

畑が教えてくれたこと ニュースレター9月号より

畑がおしえてくれたこと2

< 植物ホルモンの働き >

就農して16年。また私の前に一つの大きな課題があらわれました。穂高で「自然栽培」に取り組んでいる山田さんという知り合いが声をかけてくれて、「自然栽培全国普及会・中部ブロック大会」に参加してきました。

広島から全国各地を飛び回り、剪定を指導している道法正徳さんという方の話、「植物は肥料で育つのではなく、植物ホルモンで育っている。」という理に合わせた「切り上げ剪定」を以前から聴く必要がある、学ばなければいけないとずっと思っていたことがやっと実現したのです。自然栽培普及会の会員でもない私がのこのこと出かけていきましたが、これが私には大きな衝撃でありました。無知を恥じるとはこのこと・・。

発芽ホルモン(ジベレリン)葉や茎が元気に育つ。・・チッソ
花ホルモン(サイトカイニン)根の生長・開花結実。・・リン酸
根っこホルモン(オーキシン)根や実の発育。・・カリウム
虫よけホルモン(エチレン)細胞膜を作る。・・カルシウム
美味いホルモン(アブシジン酸)葉緑素を構成。・・マグネシウム

これまでの農学では、肥料の3要素や各種ミネラル類にそれぞれの働きがあると言われて、様々な肥料が工夫されてきた歴史があります。が、植物体内でその生長を司る最大の要素は植物ホルモンではないのかと。

剪定する時にどんな枝ぶりを作ったらどんなホルモンが働くのか、どれぐらい枝を切ればいいのか、剪定と根っこの成長はどのようにリンクしているのか、植物のチッソ含有量が高まると何が起こるのか等々、次から次へと新しい話が出てきて、面白くてたまりませんでした。

樹の姿が全然変わってきます。これまでほぼ切り下されていた徒長枝(とちょうし)と呼ばれる、通常は無駄な枝だとされた枝を使うのです。でも事実、これでやってみると樹が丈夫になり、収量が増え、良いものが取れるようになる。

4年ほど前に、道法さんの切り上げ剪定の記事を読んだことがありました。でもその時は「いつかこれをちゃんとやらなければいけない」と思い、その「いつか」がなかなかやってこなかったのは、やっぱり私の欲の浅さ、甘さと言ってよいと思います。「いつか」という時はやっぱり来ない。「今」やり始めるから、前に進めるのだと思います。

剪定方法を変えるというのは長くやっている人ほど難しく、エネルギーが要ります。4年前はそれだけのエネルギーが自分になかったのだとも言えます。今年の冬の剪定から少しずつ取り組んでみますが、どんな結果が出てくるか、1年後には見えてくる部分もあると思います。

道法さんの講義資料の中に、興味深い解説があります。

< 植物の屈地性(くっちせい) >
「植物は横になると重力と正反対方向へ伸びようとして垂直に伸びていく。これは植物ホルモンの、根っこホルモン(オーキシン)が関係している。植物が横になると枝の下側半分の根っこホルモン濃度が濃くなり上に曲がるシステムである。斜めになったり、横になった枝や茎を垂直に縛ると、枝や茎を起こす労力を使わないで済むので上によく伸びる。茎が増えて収量が上がる。しかもこのオーキシンは単位結実性(単位結果性)を高め、糖度も上がりやすくなる。」 以上講義資料より

これが果樹の剪定で枝を下げないで(横向き・下向きにしないで)、「切り上げ剪定」(上向きの枝で果実を実らせる剪定)をする理由です。苗木定植の際にも、主枝と横から出る枝も全て上向きに紐でしばり真上へ枝を向けることで、無肥料で大きくなる速度がぐんと早まるのです。


< 果樹の生長と植物ホルモン >
「チッソ肥料を施すと、体内に取り込まれアミノ酸に合成されタンパク質に。一部は葉緑体を構成する成分として着色を増し光合成を活発にさせる。

しかし、最も枝の伸長に影響を及ぼす植物ホルモン「ジベレリン」の化学構造式に「N(チッソ)」は含まれていない。現象を追う結果から明らかになっているのは体内のチッソ含量が高まると生長促進ホルモンのジベレリン含量が増大し、生長抑制ホルモンであるアブシジン酸やエチレンの生成が低下する。」 以上、講義資料より。

前ページにも掲載しましたが、生長抑制ホルモンであるアブシジン酸は気孔閉鎖などを調整し乾燥や低温のストレスから植物体を守ろうとします。葉からの水分蒸散をおさえ呼吸や光合成能を下げ、結果的に果実糖度を高める役割をするようです。もう一つの生長抑制ホルモン、エチレンは熟期促進作用と「病害虫に対しての抵抗性を強める働き」があり、植物ホルモンの産生が弱まってしまう剪定では病害虫への抵抗性が弱く、農薬防除が多く必要になる理由がここにあります。


メールマガジンを配信したら、地元のUさんがさっそくメッセージを届けてくれました。井の中の蛙で自分が住んでいる安曇野周辺のことしかよく知らない私ですが、本質を見る目であちこち世界を見ている人からの言葉は力強いです。ありがとうございました。

「切り下げ剪定は木を弱らせて結実させる方法です。ですから農薬が必要になります。不自然なことをして対処しています。オーストリアやヨーロッパでも剪定なしで無農薬のリンゴが実っています。食べるものは商品ではない。そこから出発しない限り見てくれのいい大きなものを良しとします。 奇跡の人参 、奇跡の白菜、 奇跡の何々 全く馬鹿げています。」
よろしくっす!!

おぐらやま農場

Author:おぐらやま農場

こんにちは、おぐらやま農場のてるちゃんです。
毎日の農場の様子をお伝えしていきます。
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