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その6  02・03・29  「来訪者」


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新しく借りた土地を開墾しています!こんなに太い木も!




みなさんこんにちは。すっかり春ですね。東京のほうはもう桜も散って葉桜だとか。


こちらはまだ桜は咲きませんが、蕾がなんとなく膨らんではきたようです。蕾(つぼみ)といえば、桃の摘蕾の時期なんですけど、私は今、桃の植え替えの畑作りに忙しく、まったく手につかないでいましたら、お隣さんで私達が何かとお世話になっている大倉のおばあちゃんが「松村さん、忙しそうだで、摘蕾手伝いましょうかね。こっちは拾う枝もまだないしねえ。」といってくれました。


大倉さんが剪定したあとを追っかけておばあちゃんが枝を拾っているのですが、追いついているので少し時間が取れたということでした。それでゆっくり休むよりも手伝うことあるかいと気にかけてくれて、「そりゃわるいだよ」といってはみたものの、昼寝して起きたら玄関口でもう、ばあちゃんが待っていました。


「私も桃の摘蕾はおはるかだで(ひさしぶりだから)本式を教えておくれ」。まったく頭が下がります。春はどこの家も忙しいのです。


去年の初冬に収穫した野沢菜の株から新しい葉が伸びてきたので輝美が採ってきて、久しぶりに新鮮な青菜を口にしました。彼女はことさらそれが嬉しいようで、チャーハンに入れたり鍋でたっぷりと食べたりして味わっております。「こういう感覚って大事だよなあ」と言う話になりました。


我が家の冬は保存しておいた白菜、大根、野沢菜漬、ジャガイモ、ねぎ、人参などがあるのでそれでだいたい間に合うのです。昔の人はみんなそういう暮らしだったと思います。そして春が来るから食べられるものがある。輝美に言わせると「体が喜んでる」とでも言う感覚です。一年中同じ物を食べていたらそうは感じられないでしょうね。


この間は、たくさんの人たちがおぐらやま農場を訪れてくれました。よく遊びにきてくれるのは輝美のママさん友達の松本祐子さん。この方、隣村の堀金に家があり御自身は針灸師の資格をもつ女性ですが、娘の茜ちゃん(まだ4ヶ月)を連れて僕らと畑でお茶したり風和を見ててくれる間に輝美が少し枝を拾ったり、輝美が腰が痛いといえば針を刺してくれたりと何かとお手伝いしてくれてる方です。赤ちゃんを畑に連れてくるのが気持ちいいといってました。


3月の15日から17日で舞鶴でログビルダーをしている弟の寛生が彼女を連れてやってきて、19日から23日までは、京都に住む母と弟の郁生(今春京大工学部に合格、情報学をやりたいとのこと)、東京の母方の祖父母、それからニューヨークのコロンビア大学院で勉強してる妹もはるばるやってきて、祖父の78回目の誕生祝や久しぶりの家族の再会を愉しんだのでした。


うちの兄弟はちょっと紹介したとおり、二人はとてもアカデミックな進路を選び一生懸命勉強しています。、かと思えば寛生と私は大工と百姓ですから、ちょっとタイプも違います。しかしいろんな個性がある兄弟と言うのは何かと頼もしく、今回の来訪でも、夫々が自分の目標を持って人生を生きているということが感じられ、とても豊かな気持ちにさせられました。


そのあと26、27日で川崎に住む篠崎功君、順子さん、誠君、鈴ちゃんのファミリーが訪ねてきてくれました。篠崎君は、以前私がいた牧場で受精卵移植の仕事を長く一緒にやっていた友人です。


彼が研究室のシャーレの中で顕微鏡を覗き込みながら育ててきた牛の受精卵を、私が牛の子宮内に移植して妊娠させて、ホルスタインから和牛の仔牛を産ませたり、成績のよい乳牛、肉牛の子孫を集中的に繁殖させたりと、そんな仕事をやっていたのです。


久しぶりの再会、まさか長野の山の麓で会うとはなあ、人生とはつくづく先の読めない物語だと思ったのでした。魚市場に勤めてる友達がいるからと、山国の住人のために新鮮な海の幸のお土産まで持ってきてくれ、夜は遅くまで仕事のことや子育てなど語り合いました。次の日、2時間ほど薪割りをやってくれたのですが、さすが仕事師、チェンソーと斧を駆使してすごい速さでカラマツの丸太を割っていきます。


横で見ていた子どもが「すごい、父ちゃん!」と声をあげたとか。いつもは勤めで外で仕事をしている篠崎君の働く姿なぞ、ついぞみたことがなかったのでしょうね。子どもに働く父ちゃんの背中を見せてやれると言うことも、なかなか難しくなってきてるんだなあと思いました。


などなど、農場を訪れる人たちがいてくれて、僕達は本当にいろんなことを学んでいるように思います。同じ場所と時間を共有しあうことで心のつながりが生まれ、家族関係、人間関係を豊かにしてくれます。


何が幸せかって、それ以上のことがあるでしょうか。4月の6日7日に幾人か友人がきてくれて桃の植え替えを手伝ってくれるそうな。そうそう、来訪者が来ても、ちゃんと仕事はやっておりますよ。桃の畑は今日一日かかってロータリーが終わり、明日から穴を掘っていよいよ植え替えです。開墾してる畑で、伐採した木を運び出してるところ、添付しておきます。それではみなさん、また来週まで、ごきげんよう!
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その5  02・03・22   「農業の愉しさ」

みなさんこんにちは。おぐらやま農場だよりも今回で5回目、発刊から一ヶ月が過ぎました。


先週のお便りで、水耕トマトハウス建設のため桃畑の移転の話を書いたところ、次の日に東京町田の増田君という友人から携帯に電話がありまして、「そっち、大変みたいだから手伝いに行くよ。他にいける人いないか聞いてみるから」とのこと。



それであれよあれよと言う間に何人か安曇まで来るつもりになってる人が現れてしまいました。あっという間の思いがけない展開に僕も少々驚きましたが、増田君と言う人の行動力とか企画力は自分には想像できないへんがありまして、「彼なら言い出しかねないよなあ」と、あとになって一人納得したのでありました。



しかし、なんということでしょうか。こんなことがあるのですね。自分の懐には一銭の得にもならないことを、東京からやってきて手伝うよと言う人がいます。僕は素直に感動しました。


そして、もちろん手伝ってもらえればそれだけ仕事も進むので嬉しいことですが、いろんな人たちと交流できる機会が得られることになり、僕としてはそちらのほうが意義深いことのように思えています。


農業の愉しさというものは多面的でして、一人黙々と土や作物を相手にしているときの楽しさや、自然や作物のことで知らないことがだんだんとわかってくること、周囲の人たちに土地を借りたり技術を習ったりしながら仲良くなっていく人が増えてきたり、収支の数字を相手に農場を経営する面白さなどなど。


そして僕にとっての「愉しさ」の中でも特に大事にしたいと考えていることは、農産物を食べる人との交流です。


食べ物というものは命の源、食べる人に対して責任のあるものを作りたい。食べる人が食べ物に求めているものは、美味しいものとか、安全なものとか、栄養があるとかいろいろありますが、食べてくれる人の顔を知っていることでその願いが、グッと具体的になります。


作物のゆくすえはあの人の食卓なんだとわかっていることが、その人とのこころの繋がりです。


そんな百姓になりたい。だから、いろんな人たちがおぐらやま農場にメールをくれたり、遊びに来たり、援農に来てもらったりしながら、そして時には自分達が直接食べる人のところへお届けにいったりしながら、農場の農産物を食べてくれるようになることが私の夢でもあります。


「自分の作ったものを自分で売る」ことについてはもう少し書きたいことがありますが、日を改めて今日はこのへんで。


明日は朝から桃の移植予定地の野焼きをする予定です。



20年近く手の入っていない荒地だった所なので、ニセアカシアのとげ藪が繁茂し、あちこち木が生えている部分もありました。それをここ数日かかって、刈払い機とチェンソーなど使って片付けました。


枯草も多くすごい量の雑草の種も落ちているので、一度地面を焼いておくのです。後々、なるべく除草剤の世話にはならないですむようにとの目論見です。


枯れ草の下は、何度も雑草たちが生えては枯れ、生えては枯れを繰り返していたためか、有機質に富んだいい耕土があり、大きな石もほとんどないところなので、最初は開墾みたいで大変ですが、自分としては気にいっております。


野焼きはとなりの畑の方が「ここはずっとほってあったで、焼いてしまうだね。やり方も教えるで、ぜひやりましょ。」と声をかけてくれて、明日は朝の6時半ぐらいから一緒にやってくれるそうです。風が強くならないうちの10時ぐらいまでが勝負なのです。


なんだかいろんな人たちがまだよちよち歩きの僕を手助けしてくれているようで、なんとも言葉がありません。感謝、感謝。


さて、桃の切り枝を娘さんのいる友人達に送ってみた話はいつかしましたが、我が家のサンルームへも、あのあともう一度とってきて暖めておりましたら、何日か前より蕾の先が色づき始め、今日やっとピンクの花を咲かせました。


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切り枝の届いた家の蕾はどうなったかなー?無事に咲いてくれたろうか。来年は桃の節句に間に合うように準備をして、欲しい人がいれば、また送ってみたいなあと思っています。桃の品種によっても花の色はちがうようで、いろいろ咲かせて楽しんでみたいと思います。


しかし春は忙しいですね。桃の移植作業で野菜の種まきまで手が回らず、作付け計画に遅れが出ておりますが、援農にきてくれる人たちの力も借りて、一つ一つやっていきましょ。ではみなさん、また来週まで。ごきげんよう!

その4 02・03・15    「桃畑に水耕栽培ハウスがやってくる!」

みなさんこんにちは。今日はこちらも雨です。


雪にならなくなってきたあたり、春の訪れを感じさせてくれます。
この間の一番大きな出来事は、昨年の3月に植えた桃の畑のあたりに、トマトの水耕栽培ハウスを作る計画が持ち上がっていることを知らされたことでした。


これは大手食品メーカーのカゴメなど、いくつかの企業が共同で出資して全部で10ヘクタール規模の土地を買い上げ、国内最大級のトマトハウス団地を作ろうというもの。最初に地元紙の記事でそれを読んだ時は、うちの畑のすぐ近くだなあと思ったのですが、それから2日ほどして、私がその土地を借りている地主さんから電話があり、桃畑がそっくりハウス建設予定地に入っていることを知らされたのでした。


三郷村としてもそれだけの企業が入ってくれることでの税収効果、地域の雇用確保、それから後継者不足で荒廃農地がだんだん増えてきている実状を改善するためにも前向きに進めていきたい意向とのこと。


企業側が三郷村に着目した理由として、トマトに適した気候(温度、湿度)、年間日照時間の長さがあるそうです。確かにここは夏場でも朝晩は涼しく、湿度も上がらない高原性の気候で、雨も少ない地方でして、それが果樹栽培に適した気候風土を形成しているのですが、トマト栽培にもそれが当てはまるのだそうです。


それにしても10ヘクタールの水耕栽培とはたまげましたな。農業もだんだんと大企業化していきます。やはり今の経済システムの中では自身の生き残りをかけ、あらゆることがそういう方向へ向いていくのでしょうか。


そしてその予定地は確かに荒廃農地と言われても仕方がない畑が結構あるところで、果樹が植えてある畑もうちの桃とリンゴ農家の方が1軒か2軒ぐらいのものであとは畜産の牧草畑に使ってる所はいいほうで、藪になってたりする畑もあるのです。


土地の所有者としても、使ってない土地を値段も保証してもらって売れるのですからぜひ進めたい話だと思いますし、果樹農家には個別に保証も考えていくとのこと。おまけに水耕栽培技術という物はずいぶん進歩してきているので、土で作るよりよっぽど農薬の世話にならないですむそうです。



そんなわけで、大企業化したり、土無しで作物を作ったり、そのことを面白く思わない人もいるでしょうが(私もちょっとはそういう気持ち)、どうやら前へ進みそうな雰囲気なのでした。


さあ、えらいことになりましたな。はやい話が立ち退きです。


桃も植えて一年、ずいぶん大きくなりました。



腰ぐらいの高さだった苗木が今はみんな私の背丈を越えています。植え替えが一年遅れると、さらに大きくなり(桃は成長が早いのです)移植作業が大変になるだけでなく、樹そのものの根っこをたくさん切ることにもなり、ダメージが大きくなります。


三沢さんに相談した所、ハウス建設はどうやら進みそうな話だが、今年の春のうち、それも花が咲く前にやってしまうなら樹にとってもダメージ少なくいけるのではとのことでした。


全部で2反、75本の樹があります。一本一本の樹の将来を考えた時、それが一番だなと結論を出し、明日から、植え替えする畑の準備にかかることにしました。まだ正式に決定されたことではなく、計画段階の話なのだから、早まって動かないほうがいいのかもしれません。


しかし将来を見据えて、最善を考えて、自分で判断したことです。それが裏目に出たとか失敗だったとか簡単にいわないで、その結果は自分がこの世を去るときに判定するぐらいのつもりでやってみたいと思います。


話は変わりますが先日の新聞で、生協が仕入れているJAチキンフーズという会社が、タイ産の鶏肉を「鹿児島産無薬飼育」と言う表示で販売したと言うことを読みました。


「あれ、うちも生協の鶏肉買ってたよなあ」「そうねー、確かそんなことかいてあったような・・・」 冷蔵庫から輝美が持ってきた袋にはしっかりと、「鹿児島産無薬飼育のとりムネ肉」とあります。おやオヤ、我が家にもありましたか。


雪印食品の偽装牛肉事件をはじめとする食品業界の「うそをついて食べ物を売る」ことについて、社会的関心が高まっていますが、まあ、アメリカ産を国産と言うのは確かにうそでしょうが、僕の感覚として、例えば自分の世話して育った作物を、いろんな言葉で飾り立てて、宣伝したり、消費者の気をどうやったらひけるか、客にこれを買わせるにはどう言うかと、いろんな「たくらみ」を持って周りに働きかける行為も、「うそ」の仲間のような気がしてならないのです。


リンゴならリンゴ、人参ならニンジン、ぐらいじゃだめなんでしょうかね。あとは、作っている人を、人間性をみてもらうほうが、その作物の本質がわかるように思うのです。


自分がおぐらやま農場だよりと称して皆さんにお便りしているのは、自分の生活や思索をそのまま書くことで(書けているかどうかは別として)、そういう生活や思索を、人間性を培うことを、自分自身に課しているという面があります。


また、書くことが自分の気持ちを確認する、意志を確かめていく、と言う作業になっています。ですから、読むほうにとっては「つき合わされている」ことになるのかもしれませんが、つき合ってもらうことで、お互いに刺激されたり、教えてもらったりしながら、自分達の暮らしのこと、これからの社会のことなど共に考えていけたら幸いです。これからもこちらの様子、こつこつとお便りさせてもらいますのでどうぞよろしくお願いします。


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写真は先回紹介した、我が家の薪ストーブ。安物ではありますが、弟がログハウスビルダーの仕事をしており、しっかりと据付をやってくれました。灯かりを消して炎の光を見ていると、「人間の原始のこころが呼び起こされますね」とは神奈川在住の友人、K君の言葉。ではみなさん、また来週まで、ごきげんよう!

2002.3.8 その3   「嬉しさと喜びと」

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五光がさしてる!!

みなさん、「おはるかー!」ってね、こちらの言葉で、久しぶりだねと言うときに使うんです。

初めてきいた時は、僕も意味がわからず、口をポカンと開けていたですけど。こちらにきて早丸二年、安曇の言葉にもずいぶんなじんできましたよ。

今は畑で桃の剪定をやってるんですが、時々呟く独り言が、「ここはこれでいいずら」(いいだろう)、「今日ははかいかなんだ」(はかどらなかった)、ですから。これまではわりと、関西に住んでる時が長かったので、関西なまりのしゃべり方も混じるんですけど、意識の中では、ここの言葉がかっこよく聞こえてるんですね。だから使ってみたくなります。

会話する人も地元の農家の方が多いので余計に染まるのが早いのかもしれません。あと我が家はテレビをほとんど見ない日常なので、標準語といわれているものが耳に入ってくる量が少ないというのもあるかもしれません。それから、「わにる」って言葉、意味わかりますか?

これは僕も知らなかった。輝美が近所のおばちゃんと子どものことでおしゃべりしてる時に出てきた言葉で「人見知りする」という意味らしい。それから、歳が少々いってても、親類関係でなくても、男の人は「にいさん」、女の人は「ねえさん」と呼ぶのがふつうで、これも最初聞いたときは、「この人とこの人は兄弟なんだな」と、誤解してしまったこと幾度か。などなど書き出せばきりがないのでやめますが、土地の言葉が自然に出てくるようになってきてなんとなく嬉しい私なのでした。


何日か前に畑でリンゴの剪定をやっていたら、「すいません、りんごの木、もらってもいいですか」、と声をかけてきた30代半ばの男の方がいました。


話しを聞いてみると、昨年引っ越してきて池田町に(三郷から車で20~30分ぐらい、北アルプスの眺望が素晴らしい町)家を新築して薪ストーブを入れたのだが、薪を用意できず、今年は仕方なく購入したのだが、リンゴの木は火力が強く、燃やすと香りがいいと言う話を聞いたので、ぜひもらえないかとのこと。


勤め先がこの畑の近くの運輸会社の方でした。僕の家も、安物ながら薪ストーブで暖を取っていて、それ用にしようと言うつもりだったんですが、その人と話しをしていて、薪ストーブを新築の家に入れるなんていいじゃないですか、となんだか使って欲しくなり、「それじゃ、畑に落ちてるの、みんなもってってください。」と返事しました。


自分の所のはほかにも当てがあるし、この辺の農家の人は知り合いも多いから何とかなるだろうと。チェンソーやなたも使ってもらったりして喜んで帰っていきました。


この家に引っ越す時に「ストーブは薪にしよう」と輝美に言ったとき、彼女はあまりいい顔をしなかったけど、「それが暁生さんのロマンだよね」とそのロマンにお付き合いしてくれる気にはなってくれて、二回目の冬もそろそろ終わりです。薪を割ったり、煙突を掃除したり、上手に点けないと部屋中煙だらけになったり、夜中にも温かさを維持するため、2、3回は起きて、薪をくべたり(今年は輝美が風和の授乳に起きた時にいれていました)と、そのことを維持するにはそれなりにやるべきことがあるのですが、それが暮らしと言うものではないかと思うのです。


ゆとりとか豊かさのある暮らし方をしようとしたとき、自分でお座りできるようになった風和がストーブの炎をじっと見つめているのを見て、本ものの火を見せてやることができたことにオヤジとしての静かな喜びを感じているのです。

今回の写真は畑デビューの風和です。一緒にお茶してます。短い時間でしたが輝美母ちゃんが摘蕾している間、一人で畑のシートの上でキャッキャと声をあげておりました。それではみなさん、また来週。ごきげんよう!


02・03・01  その2  「農場の成功ってなんだろう」

みなさんお元気ですか。

今日の夕方、ちょっと散歩する時間がとれたので、家の裏の森へちょっと足を伸ばしてみました。この部落には地域限定、組合員わずか二十世帯足らずの水道組合があり、その水源地からオーバーフローした水が我が家のよこの溝を流れていくのです。

その溝を辿って上へ少し歩くと、森の水源地へ着きました。そこで今年初めてのふきのとうを見つけました。やっぱりもう春だなあと4つばかりいただいて、ふっと立ち上がるともうあたりは薄暗く、森の中はまだ雪も結構深いし、なんだか熊でも出そうな雰囲気になってきて、一人でいたもんですから急に怖くなってきて、足早に家まで駆け下りてきました。

森という空間は、癒しの場としてよく象徴的に言われますが、そういう面だけではなく、人里の空間とまったくちがう「気」が充満しているように感じました。人里では人間が暮らしやすいように、家や道路や畑をつくり、好きなように使っていますが、森の空気を吸うと、なにか気持ちが正されるような、大きなカラマツや杉の木に見下ろされながら、自分の「分」を教えられるような、そんな気持ちになりました。

つい半月前まで宅急便に乗り、三郷村のことならどこでも知ってるように思ってましたが家から歩いて3分もかからない所にこんな場所があったんだと新しい発見をしたひとときでした。


先日、僕の奥さんの輝美が参加している、若奥様達のメール仲間の娘さんたちへ、桃の節句までには間に合わないかもと思いましたが、暖かい部屋で花瓶に挿しておけば咲いてくれるだろうと思い、桃の切り枝を送らせてもらいました。とても喜んでくれたようで、あとは咲いてくれることを祈るばかりですが、そのメールのやり取りの中で輝美がこんなことを書いてました。

ーーーみんなのメールを読んで、わたしもとってもほっこりしてるよ。こういうことが出来る機会があって、とってもよかった。暁生さんもにっこり。昨日こちらで、お世話になっている三沢さんの家にお呼ばれして、これまたこちらで、アイガモ農法(田んぼにかもを話して雑草を食べさせる)をしている人が、去年たくさん働いてくれて大きくなった、かもの鴨料理をご馳走してくれてその時に、うちの農場が成功するか、失敗するかという話がちょこっとでたんだけど、私は、まあ経済的にもそりゃあ、少しは成功したいけど、やっぱり、こういうほっこりとした気持ちになれたり、こういう気持ちで暮らせたりしていったりしたら、そして今回みんなが喜んでくれたような人が増えたりしたら、それは、おぐらやま農場の大成功といえるんじゃないかと、昨日は思いました。ーーーー


輝美がそういう気持ちでいたんだなあと、自分もなぜか嬉しくなりました。人生で大切にしたいもの、人それぞれですが、夫婦互いにいい人生を生きていこうとすると、それがだんだん擦り寄ってきてぴたっとくるようになるのかなと思いました。


畑の方はリンゴの剪定が5分の3ぐらい終わり、ひとまずおいて、明日から桃の剪定にはいります。春を肌で感じるたび、巡る季節から仕事を催促されています。素人の私には余裕をもって仕事を進めるなんてまだまだムリ。とかいいつつ、あさって、川へ釣りに行く約束をしちゃったんだよなー。こんなんでいいのかしら・・・。


写真はおぐらやま農場の一員、息子の風和(ふうわ)を紹介します。昨年の6月24日生まれ、8ヶ月になりました。毎日の成長が楽しみで、可愛くて仕方がないです。(育児の大変な所はほとんど母ちゃん任せ。感謝、感謝)


前回のお便りのあと、何人もの方からお返事いただき、また、メールで大人数送るときの注意点などアドバイスもらったり、本当にありがとうございました。1週間に一度ぐらいを目標に、メールマガジンの形をとりつつお便りしていこうと考えていますので、よろしくお願いします。質問、感想、ご意見お待ちしてます。


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風和8か月です。
よろしくっす!!

おぐらやま農場

Author:おぐらやま農場

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