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その14  02・05・31   「初夏の夕暮れに夢を見る」

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この畑の未来を考えるとワクワク!


皆さんこんにちは。お元気ですか!こちらは桃の仕上げ摘果が3分の2ほどは終わりました。


1日ごとに桃の実が大きくなるんです。当たり前だけど。だけどほんとに成長がはっきり実感できる時と言うのは心を揺さぶられるものがあります。生命あることの証を何事にも鈍感な私にさえビリビリと感じさせてくれる。


そういえば我が家の横に竹林があって、何日か前から筍(たけのこ)がすごい勢いで伸びてきてます。ほっとくと庭がたちまち竹やぶになってしまうので一生懸命筍とりにいそしみます。一昨日の晩御飯で輝美の作ってくれた鶏肉と蕗と筍の味噌いためは美味しかったですよ。


蕗((ふき)はその辺りの土手とか空き地に勝手に生えているのをちょっと刈ってくるだけですが。初夏という季節はそういう生命活動がもっとも活発になる季節ですね。息子の風和も今まさにそんな時。昨日までの彼とは違う彼になっている今日。昨日は伝い歩きをし、今日は立った姿勢から上手に座れるようになり、さあ明日はどうなっていくのかなあとものすごいスピードで成長している。こちらの頭がついていけてない感じ。


そんなわけで、畑の草もすごい勢いで伸びてきますので、果樹園では草刈、野菜畑でも草取りといそがしくなります。


僕達が「鳴沢の畑」と呼んでいる新しく開墾した畑には4月のはじめに援農にきてくれた人たちと植え替えをした桃の樹がありますが、ここも今はびっしりと草の海となり、株もとは手で引いて、あとは草刈機で刈りたおしています。


桃の横にはジャガイモ、サツマイモ、枝豆、ひたし豆、とうもろこしを植え付けました。この畑は全部で7反の面積(10メートル×70メートル分)があり、さらに道をはさんで隣にも使ってくださいと言われている農地(今は荒地)が3反ほどあります。桃を植えたのがまだ2反分なのであとの場所をどんな風に使っていこうかと自分なりに考え中なのですが、畑の南側が鳴沢川の土手になっていてそこへのぼると全体がよく見渡せるので、夕方仕事を終えるとよくその土手に登って、これからの設計図をああだこうだと頭の中でめぐらせるのです。


僕にとって一日の中でその時間が一番愉しいひととき、初夏の夕暮れの夢の時間。ここも毎日風景が変わっていく。草が伸びる。ジャガイモも伸びる。少しずつ畑のあちこちがきれいになる。草が刈られる。桃の樹も伸びていく。道がつく。石を拾って一箇所にかためる。薪や竹材の置き場を作る・・・・。今度はこの畑に倉庫を作ろうと思っています。どこにどうやって作るかなあ。りんごの摘果と桃の袋掛けが終わったら少し手をつけてみようと思います。


写真はその土手の上からのもの。薄暗くてわかりにくいかも知れませんが、右手に桃、軽トラックのある右側の手前の緑の筋がジャガイモ、その向こう側に豆、もろこしがあります。軽トラの左はまだ手のついてないところ。遠くの灯かりは穂高町の灯。夕暮れですが空も赤くは染まりません。青むらさきに暮れていくのが安曇野の夕暮れです。昼の晴天時には真正面に白馬連峰、遠くに妙高山まで一望できる山のよく見えるところです。では皆さん今日はこのへんで。また来週までごきげんよう!


追伸その1・・・台所育児の話をしたのは先々回。それについてこんなお返事をいただきましたので皆さんにも紹介いたします。こんな風にお返事も時々紹介したく思います。ご意見・感想などお待ちしております。
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「台所育児」・うちも稔也・今、小学校1年になりますが、4歳のときに包丁を持たせました、よく切れるやつをネ、彼もだいぶ上手にきれるようになったので、今度刃渡り15cmの本格的な包丁(1400円)をプレゼントしてやりましたヨ。 


僕の子どもの頃の経験から、男子たるもの、厨房に入るべきですね・・。台所にこそ、火・水・刃物など・・人類が手にした原始的な道具の源泉がそろっているのですよね・・・。幼子たちの好奇心をそそる、魅力的な空間なんですよね・・・。ところが・・先日マッチで火をつけ、薪で飯を炊くという場面に直面した時・・・アッ!!と驚きました・・火なんかに接する機会がなかったってことにね・・

めらめら燃える炎の神秘に触れたことのない子が今、大多数なんだな・・ってことに改めて気づいたって次第です。

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追伸その2・・・ アルバイトの件は、地元の方で手伝ってくれる人が見つかりました。いろいろ声をかけてくれた方が何人もいて、ほんとにありがとうございました。

追伸その3・・・ 7月下旬頃より桃の収穫が始まる予定です。連絡いただけましたら宅配便などでお送りできます。値段や単位等決まったらまたお知らせさせていただきますが、予約等連絡いただければ嬉しいです。
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その13  02・05・24   「買い物のこと」

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暁生・寛生コンビ

みなさんこんにちは!おはるかぶりですね。先週はちょっと忙しく、輝美が突然高熱出したりもありまして、ゆっくりパソコンに向かう時間が取れずに、お便りお休みしてしまいました。


「今週はおぐらやま農場だよりきてないよー」と声かけてくれる方もあり、読んでもらってるんだなーとちょっと嬉しかったです。輝美の方は無事熱もおさまりましたが、母親業と言うものは横で見てるより大変なものですね。この間風和にご飯つくって食べさせて後片付けして、洗濯して物干しに干して、おしめかえてと、自分なりにやったつもりですが、彼女のやる仕事の半分もできなかった感じです。母ちゃん、降参です。


果樹園の下草を刈る「モアー」という機械を探しに、うちの畑の近くにある猿田農機店という個人経営の小さな農機屋さんへ行きました。自宅横の8畳ぐらいの小さなガレージと6畳のプレハブを事務所にしてやっている方です。看板も出てません。主人の猿田さんに、「中古でいいので、手ごろな価格のものありませんか」といったら、「うーん、モアーはなかなか中古は出ないがね。使いつぶすまで使う人がほとんどだでねえ。」とのこと。


「ところで兄さん、見かけない顔だね、どちらからだい?」
「うちは南小倉です。あのアルプス造園ところを斜めに入っていったつきあたりですが。畑は三郷と堀金の境よりちょっと南の鳴沢の端ですけど」
「名前はなんていうだ?」
「松村です。今度こちらで百姓することにしましたんでよろしくお願いします。」
「そうかい、はじめたばかりなら何とか応援してやらなきゃなんねえね。そいじゃちょっと聞いといてやるでしばらく待っておくんなし」
と言うような会話をして新品買うならということも考えて(しかし新品は20万円以上する!)、パンフレットもらって帰ったところ、3日後の雨の日、家でデスクワークしてたら電話かかってきました。

「松村さんかい、今日は雨で仕事になんねえずら。面白いもの見つけてきたで、ちょっとこねえかい。あといい話もあるからきいておくれや。」
「それじゃ今から行きますんでおねがいします。」
と言うわけで、山麓線を走ること3分。猿田さんのところにはちゃんと中古のモアーが置いてありました。
「猿田さん、これもらっていいんですか。」
「ああ、そのために用意しただよ。新品の替え刃つけとくし、3000円でいいで持っていきましょ。」

正直言って、わざわざ探してきてくれてちゃんと動くか点検整備してくれて、試運転もしてくれて、新品の替え刃付きで3000円は一桁か二桁間違えてんじゃないのかなと思ったのですが、それでいいとのことだったので買わせてもらいました。

「兄さん、りんごはじめたばかりなら、コンテナ要るづら」
「ええ、秋までにはそろえなきゃと思ってますが」
「すぐそこの人で、りんごコンテナもらってくれる人探してるがどうだい?ほしけりゃ今からでも案内するけども。」
「ほんとですか。ぜひお願いします!」
と言うわけで、コンテナもらえるはなしも持ってきてくれましてほんとに助かりました。600ほどあるそうです。新品で買うとこれもウン十万円になるものです。


実は、猿田農機店へ行く前に、二つほど農機店をまわったんです。一つは農協関係の農機センター。もう一つもわりに大きい三菱系の農機具店です。二つとも猿田さんの最初の返事とまったく同じ返事をもらいました。「モアーの中古はまずないね。」 
それでカウンターにいっぱい並んでるパンフレットを幾つか持ってきて、お薦めの機種はこれですよとかいう話になっていくんですが、猿田さんの対応にはそういう「商売っ気」がまったく感じられず、なにか温かいものが残りました。自分の存在丸ごとを受け止めてくれたような気がしたのです。新米農業者に農機屋の立場で何かしら応援してやろうとの心が、「ちょっときいといてやるでしばらく待っておくんなし」というセリフになったんじゃないかなと思いました。


自分が何かを買おうとしたときどうしても、いろいろ揃ってて値段も安いところへ行こうと、大型店舗に足が向きますが、「物を買う」という行為は人間と人間の「付き合い」とか「関わり合い」の行為でもあるのですよね。人と関わりあって生きている。だから大型量販店よりも街角の個人商店を大事にしようと言うわけではないのですが、我が身の「買い物」に対する観方を考えさせられる一幕でありました。


さて畑のほうは桃の仕上げ摘果をはじめ、りんごもそろそろ仕上げ摘果、6月中旬に入ると桃の袋掛けと進んでいきます。桃・りんごともここまでは受粉、結実と概ね順調のようです。


この間野菜もいろいろ蒔きました。ラディッシュ、大根、人参、ごぼう、ほうれん草、うまい菜、蕪、サトイモ、サツマイモ、ジャガイモ、葱、ニラ、とうもろこし、青ジソ、オカひじき、ピーマン、茄子、トマトなどなど。ジャガイモの花も咲き始めましたよ。


皆さんにお届けできる日ももうすぐです!それで、弟の松村寛生氏(京都舞鶴在住・本職ログビルダー)にプロデュースして貰い、倉庫を家のすぐ横に作ってもらいました。9メートル×4メートル、トタン屋根壁ナシ、総工費(材料費人件費込みで)5万円と言う安物ですが(つくづく私は安物が好きのようだ)これで荷造りも屋根の下でできるし道具もぬらさなくて済みます。


写真は二人で屋根のトタンうちをやっているところです。それでは皆さん、また来週まで、ごきげんよう!


P・S 桃とりんごの摘果、桃の袋掛けの仕事ですが、アルバイトやってくれる人を探してます。

@食事・宿泊は我が家でできます。
@作業時間は希望にあわせます。時給700から800円程度か。
@6月20日ごろまでの間でなら何日でもいいです。(最低1週間ぐらいはどうです
か)
@家から車で3分で見晴らし最高の温泉あり。
@我が家はスカパー加入してるのでワールドカップ中継もばっちり。(スカパーしかうつらないけど)
@たまには信州安曇野の観光もしてください。
@その他詳しくは松村まで

その12  02・05・10  「父親のぺージにて」

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写真は初節句の我が家。そう、5月5日は風和の初節句!立派なこいのぼりも兜飾りも今年は用意してやれませんでしたがミニチュアのこいのぼりの旗を手に持ち、新聞紙で折ったかぶとを頭にかぶり(風和は散髪してマルコメ君になりました)、輝美母ちゃんはお祝いにちらし寿司をつくりました。


輝美が「ねっこの会」と言う子育ての集まりに出かけています。妊婦・出産(その後も)の時にお世話になった助産婦さんの松葉さんと言う方のところでその会のことを知り、仲間に入れて頂き、今年の4月からは「今度役員をやるんだ」とか言って、張り切ってやっています。

それでねっこの会の会報が時々発行されているようなのですが、父親のページと言うものがあり、私が原稿を書く羽目になりまして今朝それを提出したばかりですので、今回の農場だよりはそれを紹介させてもらおうと思います。

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<風和のこと>

皆さんこんにちは。三郷村の松村といいます。昨年の6月24日に長男風和(ふうわ)が生まれてはやいものでもう11ヶ月。

あと1ヶ月と少しで1歳の誕生日がやってきます。安曇にきてからまだ2年半ぐらいの私達夫婦にとって、特に輝美にとっては初めての妊娠・出産・育児と経験してくる上で、ねっこの会のみなさんや助産婦の松葉さんたちの存在がとても大きなものだったように思います。


風和がうんちを3日もしないんだとか、鼻水がでてなかなか寝てくれないとか、熱を出したがどうしたらいいかとか、母乳にはどんな食事がいいかとか、離乳食がどうだとか、ほんとにいろんなことを教えてもらい、相談に乗ってもらい、そういうやり取りの中で、ママさん仲間が増えてきて、なんとなくこの地域に落ち着きを見せてきたような我が家の現状かなと思っています。


私達は三郷村の小倉と言うところで畑を借りてりんご・桃の果樹と野菜を作ることを仕事にして暮らしています。私自身は、ここへくる前は全国あちこちの牧場で仕事をしており、乳牛の人工授精や受精卵移植の技師として仕事をしていました。輝美と知り合ったのも北海道の別海町と言うところの牧場にいたときのことです。


結婚してしばらくして三郷の牧場で仕事があったのでこちらへ移ってきたのですが、これからの自分達家族の将来を輝美と話しあい、この地で自分達の農場をやっていこうということになり今に至ります。


どうしてそうなったのかと言うと自分の仕事として何を選択するかと言うとき、やっぱり農業がやりたかったということです。小さい時に読んだローラ・インガルス・ワイルダーの物語や、宮沢賢治の詩や物語が、どうしても自分の気持ちを野へ向かせ、そこを住み場所として落ち着かせようとします。


幼少時に読んだ本は時にその人の人生を左右することになりますね。それで、学校を出てからずっとやってきた酪農からどうして足を洗うことになったのかと言うと、だんだんと牛乳生産工場化していく(ように私は感じた)酪農現場に「これでいいのかな」という疑問がずっと自分の中にあったからかと思います。


と言うのは、現在の乳牛は個体能力が向上し一昔の牛とは比べ物にならないぐらい高エネルギー・高蛋白の飼料を要求し高乳量を発揮しますが、それゆえ給与できるものがだんだん限定され、それらを安く入手するために、とうもろこし・大豆、牧草までが大部分を外国からの輸入に依存している状態です。


とうもろこしや大豆なんていうと人間の食べるものとそんなに変わらないんです。食糧危機が世界中のあちこちで深刻な問題になっている現代社会の中、「こんなことやってていいのかな」と言う気持ちがだんだん強くなってきたのでした。


三郷へきて、知り合いの地元の農家の方からりんごを頂いて食べたのですが、その味がまたほんとに美味しく、「こんなに美味しいものならやってみてもいいかな」と気持ちがぐらつき、そんな頃に輝美が妊娠して僕達にも子どもができ、家族としての暮らしがまた次のステップへ行くということを考えると、今しかチャンスはないかもなあとも感じ、独立しての就農準備をはじめました。


風和が生まれてしばらくして、輝美が村の図書館から本を一冊借りてきました。


「台所育児」というタイトルの本です。「なんかね、この本が私に、読んでー!っていってたのよ」と言うことだったらしいです。僕もピーンとくるものがあり、面白く読ませてもらいました。


小さい時から台所をみせ、台所に立たせて子どもを育ててみようとの意見、おおいにうなずきました。包丁も「まだ小さいんだからアブナイ」といわず、練習させて使えるようにさせてあげようとか、そういうことで身体感覚の発達や、食べものの背景を少しずつ知っていくことで現実的な世界観も育ってきますし、台所に関わることで食べる意欲が育つとのこと。食べることへの意欲が育つことは、生きる意欲が育つことだと書かれていました。


「ねえ、父ちゃんうちはこれで行こうよ」「よし、あと、畑育児と、歌声育児も加えて、我が家の育児方針はこの3本柱で行くことに決定!」


と言うわけで、「畑育児、台所育児、歌声育児」がうちの子育ての基本方針であります。



畑育児については、僕らが農場をはじめようと考えた大きな理由の一つでもあります。子どもが育っていく環境は親が用意するしかありませんから、どんな場所でどんなことをして暮らしていくか、どんな親の姿を見て育つかといろいろ考えてみました。


子どもが大きくなってどんな仕事を選びどこで暮らしたいと考えるかはわかりませんし、どう考えるかは子どもの人生だからそれでいいと思うのですが、小さい時に経験させたいこと、子供の時にしか身につかないものがあると思います。


日本は「飽食の時代」といわれて久しく、スーパーへ行けば世界中から食材が運ばれ、安く売られ僕達の口へはいっていきますが、「食べる」ってことの意味を深く考えられる大人になってほしいと僕は思います。


そういう意味で、食べものが育てられる空間に触れさせてやりたいと思うのです。仕事してる親の周りをうろうろしてるだけでいいと思います。勤めに出ているとなかなか親の働く姿に触れる機会が少なくなり、だからどうと言うこともないかもしれませんが、何かそこにも大切なものがあるように僕は思います。


もう一つの歌声育児は、単に夫婦ともに歌が好きで好きなことの中で子育てもしようとのことですが、ローラの物語では、チャールズ父さんが晩御飯のあとにバイオリンを弾いて子供たちと歌を歌う場面がよくでてきますがそういうところからでた言葉であるのはもちろんのことです。(私はバイオリンなぞ弾けはしませんが)


そういうわけで(どういうわけだ?)もうすぐ風和も1歳。同じ頃に生まれた仲間達の中で一番ハイハイするのが遅く、まだ自分でつかまり立ちもできずとののんびりやでありますが、なぜか食べることには俄然情熱を燃やし、もりもりと離乳食を食べています。


ちょっと体が重くてなかなかハイハイできなかったようですが、「そうそう、その調子だぞ」と内心思っているところ。歯が上下2本ずつ生えてきた所なのに、りんごにむしゃむしゃとかぶりつき、4分の1ぐらいなら簡単に食べてしまうのにはびっくりしました。すりおろしじゃなくて皮を剥いて切っただけののりんごですよ。


こんなにりんごの好きな息子なんて、りんご屋の私にとってはこの上ない喜びです。



これからも子育ての仲間に入れてもらい、子供たちの中でいろんなことに揉まれながらもタクマシク育っていけるよう、親のできることは環境作りだと思いますから、父親としてできることから一つ一つやっていきたいと思います。借家でそんなにひろくない我が家ですが、どうぞ皆さん気軽に遊びに来てください。これからもどうぞよろしくお願いします。

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写真は初節句の我が家。そう、5月5日は風和の初節句!立派なこいのぼりも兜飾りも今年は用意してやれませんでしたがミニチュアのこいのぼりの旗を手に持ち、新聞紙で折ったかぶとを頭にかぶり(風和は散髪してマルコメ君になりました)、輝美母ちゃんはお祝いにちらし寿司をつくりました。どうか風和が元気にすこやかに成長していけますように、そして世界中の子供たちがしあわせに暮らせる世の中にはやくなりますように、との願いを込めて。それでは皆さん、また来週まで、ごきげんよう!

その11  02・05・04   「お酒とご飯のはなし」

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満開のりんごの花

皆さんこんにちは。


昨日は横浜から、友人の加納大輔・恵夫妻が風和の1ヶ月あとに生まれた慶也(けいや)君を連れて訪ねてきてくれました。昨晩は、温泉のあとの晩御飯で大輔君に付き合うつもりで飲んだビールにやられまして(グラス2杯なんですが)、その後すぐに睡眠モードに突入し、気が付けば朝でした。


いやいや、お酒にはまるで免疫がなく、少し飲むとすぐに意識が遠のいていってしまいます。二十歳を過ぎてはや11年。アルコールはほとんど飲まずにこれまで通してきたものですから体質的に受け付けない感じになってしまいました。美味しくお酒を飲める人たちにはおおいに楽しんでもらいたいし、それで場の空気がなごやかになったり盛り上がったりしていますから、アルコールの害をいちいちどうこう言うようなこともないと思いますが、私は今のところ飲めません。


お酒の好きな人もいろいろですが、上手に飲んで酔いを楽しんでいる人もいますね。僕にはよく理解できないけどそういう人生の楽しみ方もあります。人それぞれ価値観の違う中で生きていてもお互いの「人生の楽しみ方」は尊重していきたいと僕は思っています。


僕自身は「飲む」よりも「食べる」ことの好きな男でして、ご飯をゆっくりと味わいながら食べることをとても大切にしているつもりです。昔から早飯食いで大食漢でした。


酒こそ入りませんが、胃袋に自信があるので、無茶して食べることもよくありました。このことについては反省することが多いです。腹が減るから食べるのですが、どうもそれだけでは満足行かないのですね。仕事も体を動かす仕事が多く、エネルギーを使うのでいくら食べてもそんなに太りはしませんがたくさん食べることと睡眠不足がずいぶん体にムリをかけていたと思います。具体的には腰痛と背中に出る吹き出物が絶えませんでした。勤め酪農を辞め自分で独立して百姓をするようになり、自分が世話して育ったものをよく食べるようになってから意識がずいぶん変わったように思います。


輝美も「食べたいものをメニューにする」と言うことから「自分の畑にあるものをどう料理するか」、という考え方が当たり前になってきました。


だから畑には食べたいものから種を蒔くのです。僕と輝美では食べたいものもちがうので、自分が食べたいジャガイモは早くから種芋を買い込み畑も作って順調に準備が進むのに、輝美の食べたいとうもろこしや蕪ははちっとも種も買ってこないし畑もできない、すぐ後回しにするんだからとよくぼやかれ、ようやくこの前種を買ってきました。



食材も野菜中心になるので、肉、乳製品が減る傾向になります。そんな風に自分たちの「食べる」行為をどのようにプロデュースするかが今の僕達の楽しみの一つであります。体の調子は以前に比べてほんとに調子よく、時々飲むお酒でペースを崩すくらいでしょうか。


食べることの背景をプロデュースする、これは農家の生活そのものです。そこに自分の心の中の哲学的なものを表現していく。これはとてもやりがいのある楽しみです。最初は拙く、不十分であっても、いろいろやりながら変化させていく。こんなことが人生の楽しみの人がいてもいいですよね。



昨年の秋の霜がきつくなる前に白菜、大根、人参、ねぎ等を畑から引き上げ、地大根は沢庵漬、野沢菜は野沢菜漬にし、夏の終わりに取ったジャガイモも含めて、この冬はずっとその野菜を食べていました。あと食後にりんごをむいて食べるのが習慣でした。


春になって青菜がまた伸びてくると莟が立たないうちになるべくたくさん食べようと、せっせと輝美がとってきて食べました。今日は莟が立ってきたほうれん草をみんな取ってきて鍋でゆがいて冷凍しておきました。漬物にしたり、冷凍したり、他にも保存方法はいろいろありますので、順次勉強していきたいと思います。



今回の写真は満開のりんごの花。りんご畑がつづく三郷村小倉地区には、何か世界が白一色に染められるような何日間かがあります。りんごには一房の中に中心花とそれを取り囲むように5つの側花が咲くのですが、中心花が先に咲き受粉が早く美味しい実になるので、これからは中心花(果)を残し、あとの実は落としていく一輪摘花(果)が急がれています。それでは皆さん、また来週までごきげんよう!



よろしくっす!!

おぐらやま農場

Author:おぐらやま農場

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