その30      02・12・31 「年の瀬に想うこと」 

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りんご畑の収穫の一コマ



皆さんこんにちは。今年もあと残すところ1日だけ。いよいよ大晦日ですね。今年中になんとか、この一年メールマガジンを読みつづけてくれた皆さんに一言御礼を言いたくてキーボードに向かいました。

今回がナンバー30号ですから、われながら、よくもこんなにたくさん送りつけたものだと妙に感心してしまったり。


書きながらちょっと気持が熱くなってくるとひたすら書きつづける癖もあり、ご迷惑をおかけしたこともしばしば。


でも、たくさんの方から暖かいお返事や、率直な意見・感想を何度も頂いて、本当に嬉しかったです。今年一年おつき合いいただき本当にありがとうございました。こちらに届く電子メールの文字の奥に、気持ち・心を持っている人間が必ず存在して、僕たちに対してメッセージを返してくれている。


忙しい農繁期など、きちんとお返事が出来なかったこともありましたが、人と人の心のつながりが生まれてくる実感があり、そういう意味で私にとって充実したいい年だったように思います。電子メールというツールが齎してくれた恩恵に感謝です。


実はさっきようやく、年賀状を書き終えました。桃やりんごを食べてもらった人たちにも挨拶がしたいと思い、身内や友達に出すほかにも「お客様」宛にも年賀状を書いてみると全部で240枚でもまだ足りなかった様で、この商売をはじめて一気に人付き合いの範囲が広がったようです。


宛名をコンピュータのリストに入力しながら、その人との今年一年のつながり・関わり方を思い出していました。住所がわからずに送れずにいるところもありますが、一年に一度、縁ある人のことを思い出してみて一筆言葉を添えてみる。豊かな人生を送るための一つのコツなのかも知れませんね。

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新年あけましておめでとうございます。

昨年中は私達おぐらやま農場への暖かい応援と心遣いを頂き本当にありがとうございました。
今年も、ひとのいのちに責任の持てる安心して食べられる農産物作りを目標に、太陽や土や雨や風や、樹や草達、動物や虫達、そして目に見えぬ微生物や細菌達とも仲良く、おぐらやまの風土に根ざした農業を営みたいと考えます。そのために先輩諸氏の教えを学びながら、家族で力を合わせてやっていきたいと思います。

*風和(ふうわ)、1才6ヶ月。そろそろ卒乳か。春からは小倉の保育園へ通いたいね。いっぱい友達つくるぞー!

*輝美、「今年は手作りのものをいっぱい作りたいな.家事も育児も、畑も全力投球!」 相変わらず体育会系ね。

*暁生、「今年はもう少しまともにギターが弾けるようになりたいです」  

以上家族3人の今年の抱負でした。

夏の桃、秋のりんごの季節が近づきましたら、葉書などでご案内させて頂きたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いします。

2003年 正月 小雪舞うおぐらやまより

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そういうわけで、この一年本当に御世話になりました。来る新年も皆様一人一人と繋がって、心豊かな暮らしの一助となれるよう・・・。 


新聞やラジオのニュースでは北朝鮮が核開発を再開したり、イラク戦争が秒読みに入りそうだとか、日本も経済不況が深刻で、暗い世相が当たり前の世の中です。しかし冬の次には春が必ず来ることを、りんごや桃の花芽は僕たちに教えてくれます。芽の中では来たる春に花開き、葉を茂らせるための準備が着々と進んでいるのです。



僕達も、僕達の明日と、この国の将来と、この地球の未来に向かって、僕達の歩き方で進んでいこう。と、そんなことを考えてます。


我が家の正月は輝美の実家の横浜へ行く予定で、その後東京や川崎の親戚の方たちへ挨拶などしたいし、弟の寛生が移り住んだ南会津の方へも行く予定をしています。それから来年からりんごで取り組みたいと思っている農法の視察に青森まで行ってくる予定も立てました(これは福島から私単身で)。


また次回のお便りでお伝えできると思いますのでお楽しみに。おぐらやまへ戻るのは1月8日になりますのでしばらく家は留守。我が家に届いた年賀状を1月8日まで読めないのがちょっと悔しいかな。写真はりんご収穫の時のひとコマ。年賀状でも使いました。


それでは皆さん、よいお年をお迎えください。

その29    02・12・16「冬のおぐらやま事情」

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ファインビュー室山にてふうわと輝美一緒に



先週の日曜日の夜から降り始めた雪は東京地方をも雪化粧にしたようですね。


ここ信州のおぐらやまにもしっかり降り積もり、2日間で約40センチほどの積雪になりました。12月にしては大雪と言ってもよいほどですが、私もこちらに来て4回目の冬を迎え、こういうことにもだんだんなれてきた所もあり、あまり大騒ぎする気持も薄れてきたようです。


安曇は冬になるとこういうところなのだと肌でわかってきたのでしょうか。



しかし現実的に雪でまずこわいのが倉庫として建てたパイプハウスが雪の重みで潰されないかということ。今回の雪は「かみゆき」とこちらでは言うのですが、太平洋側から来る湿った空気が雪に変わったので雪質が重く、重量があるので要注意です。


パイプハウスの補強もそれほど頑丈でないので(早急に手直し必要)降った二日間の朝は雪下ろしです。畑の40センチの雪の中を愛車スズキキャリー4WDでハウスまでたどり着き(昭和61年式とは思えぬパワフルさ!!)、くま手を伸ばして降ろした次第。立派な木造か鉄骨のある倉庫を建てられたら雪の降るたびそんな心配も要りませんが、まだ駆け出しの私達にはこういうことはつきものでしょう。


それからなんと言っても要注意が道路の凍結です。特に雪が踏み固められた圧雪状態や、見た目は何もないように見えても道路表面が凍るアイスバーンになるとブレーキを踏んだとたんに後輪が横滑りして操縦不可能となり道路からの転落や対向車との衝突等があちこちで発生します。


冬はスリップ防止のため、たいていの車はノーマルタイヤをスタッドレスタイヤに交換しておくのですが、月曜日の夕方、車中ラジオを聞いていたら、「長野県下で今日一日で250件以上のスリップ事故発生」といってましたので、これはほんとバカにできません。その日はアルバイトで上田・小諸・佐久地方へ配達の仕事に出かけていたのですが、事故現場を3件ほどこの目で見ましたし、雪に慣れている地方ではそれほど事故は起きないという人もいるようですが現実はそんなに甘いもんじゃありません。


いつ、明日はわが身となるやも知れない交通事故。「雪の日は家の中でじっとしている」のがまずは基本だと私は思います。


さてさて、そんな雪に追い討ちをかけるかのように、金曜の夕方にまたラジオを車中で聞くと「今晩から明日の朝にかけて、上空にとても強い寒気が入り込み、放射冷却現象の起こることが予想され、松本市ではマイナス10℃以下となる恐れがあります」ときたもんです。


松本市の気温からまだ2~3℃低いのが我が家の温度ですからね。どうりで寒いと思いました。1番寒くなる1月から2月ならこういう日もあるかなと思いますが、まだその心の準備も出来ていないもんで、少々慌てました。ストーブつけても(ちょうどこの日、切ってある薪がなくなってしまって、石油ストーブ焚いたんだ)思うように部屋が暖まりません。


何より裏の作業場に置いてある出荷途中のりんごを家の廊下に積み上げて、瓶詰めしてあるりんごジュースもさすがにマイナス10℃以下では凍りついてしまいそうなのでしっかりとシートと毛布、古布団などで周りを囲っておきました。ジュースは糖度が高いので水の凍る氷点下0℃ぐらいではまだまだ大丈夫なのですが、ほんとに凍り付いてしまったら体積が増えるので栓が外れてしまったりするし、ジュースの品質にも悪影響が出かねません。


空を見上げると満天の星空で雲ひとつかからない夜。作業場へ出る裏口のドアはすでに凍りついてなかなか開かなくなってきてました。輝美と風和はもう布団の中でしたが、暖かい部屋をつくってやれなかったことを父ちゃんは少し悔やみながらも夜はふけてゆきました。


風和は散歩が好きで、輝美と二人でよく出歩きます。肺炎での入院からしばらくはあまり外へも出ないようにしていましたが最近ようやく変な感じの咳や、鼻水なども出ないようになってきたので、また散歩の日課が戻ってきたのです。


ニューヨークのあり姉ちゃんがプレゼントしてくれた暖かいベビーコートを着て、輝美がジャスコのベビー用品売り場で買ってきた雪の上を歩いても濡れないミニブーツを履いて、完全防備で歩き出すのです。


昨日・今日と暖かかったので少し解けましたがまだ雪残る畑の中をチョコチョコと歩き、向かい風によろよろしながら坂を降りたり登ったりして歩いています。南小倉の我が家の周りは坂がいっぱいの場所。実は来年の春から保育園へ入園させようかと夫婦で相談しているのですが、大人の足で10分くらいのところだけど春までに保育園まで歩けるようになるかな?寒さ厳しい安曇の空気をも全身でうけとめられる子どもに育ってほしいものです。


そして冬といえば、来年の計画を具体化する大事な時期でもあります。おぐらやま農場はりんご畑をもう少し借りて、栽培面積を5反歩ぐらいにはしたいと思い、あちこちから情報を集めていたところ、桃の木を植えた鳴沢畑の近くで、来年からやってくれる人を探していた児島さんという地主さんと話がつき、3反歩の畑を借りることが出来ました。今年は普通出荷のりんごが12月初旬でなくなってしまい、お断りした方も何人も出てしまったのですが来年はそんなことのないようにしたいと思っています。


三郷のりんご畑も、「そろそろ歳だけどもあとをやる人がいないんで切っちまうか」となり、切られていく樹もあります。年が明けたらまたあちこちでチェンソーの音が聞こえてくるのでしょう。その中にはまだまだ働ける立派なりんごの樹も少なからずあるのです。


今日も帰ってきたら「りんご畑貸したい人がいるがどうかね」と留守電に入っておりました。いつもお世話になっている猿田農機の猿田さんからの情報です。すぐ折り返し電話を入れて地主の方と直接話をする様進められましたが、こんなやり取りの中で来年のファームデザインが練られていきます。15年も20年もかけてその畑を世話されてきた地主さんの思いのすべてはとても受けきれるものではありませんが、「使ってくれるなら有難い。周りに迷惑にならなんだらつくり方や細かいことはなんも言わんで、全部切っちまって植え替えても、りんごやめて他のもの植えてもどう使っても、後は好きなようにしておくれや。」といってくれた児島さんの心遣いには本当に感謝しています。


前節で書いたように、普通出荷のりんごは完売いたしました。皆さんに心からお礼申し上げます。12月中旬以降に注文いただいた皆さんにはご迷惑をおかけしました。が、1年目の今年、売り切れがこんなにはやいとは思わなかったので、ちょっとホッとしてますが、収量も予想どうり(?)少なかったわけで、来年は畑も増え、皆さんにもっとお届けできる様頑張りたいと思います。夏の桃、秋から冬のりんご、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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来年春にはりんごジャムなども作ってみようかなどと輝美と相談しております。またそのときはお知らせしますのでどうぞお楽しみに。写真は土曜日の昼、室山温泉へ3人で出かけたときの一枚。夜から朝にかけてほんとに寒かったので「今日は温泉であったまるぞー!」とみんなで出掛けた訳です。行こうと思えば車で3分で見晴らし最高の天然温泉です。なんと言うシアワセでしょうか。それでは皆さん師走の忙しい中ではありますが、忘年会などでの暴飲暴食にも気をつけて、元気にお過ごしください。ごきげんよう!


よろしくっす!!

おぐらやま農場

Author:おぐらやま農場

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