2007年 秋 農場からのお便り

東の空に昇る朝日がおぐらやまをオレンジ色に染め上げて、新しい「今日」が始まります。自然と体がそちらに向いて、手を合わせ感謝せずにはおれない一時。今日も美しい太陽を見る事ができる、今日も小鳥の鳴き声を聞いていられる、今日も元気に生きて働ける、今日も家族のみんなが健やかに暮らすことができる、ありがとうございます・・・と、そんな一日ずつの積み重ねが、いつの間にか季節を秋にしてくれていました。


夏の猛暑は各地で観測史上最高を記録し、本当に暑かった今年の夏。9月になっても高気温が続き、地球規模でいわれる温暖化傾向は確かに現実のものとなっています。夜温の下がることが美味しい果物の出来映えを大きく左右するのですが、いくらかの影響はあったようにも思います。それでもここへ来てぐっと秋らしくなり朝晩の冷え込みはやっぱり安曇野を感じます。これからの中生種・晩生種のふじなどは期待の持てそうな仕上がりとなってきています。


夏の暑さもあったし、台風も来ました。果樹にとっては決して楽な年ではなかったでしょうが、りんごの樹は元気でした。3年続けて当地標準量3分の1以下の農薬散布ですが、大きな病害虫発生もなく、ほっとしています。3年前の記録的猛暑&台風イヤーの時を思い起こし(病気が入り9月から落葉、小さくて甘くないりんごしか届けられず皆様にはご迷惑をおかけしました)、どうなるかと内心ヒヤヒヤの私でしたが、緑の光沢つやつやで、V字にそり立つりんごの葉を見て、これなら大丈夫という確信もありました。


自然農業では「漢方栄養剤」と称して使っている手作りの資材があります。トウキ(当帰)・カンゾウ(甘草)・桂皮(シナモン)・ニンニク・ショウガなどの材料を、土がめの中で一度ビール酵母で発酵させてから焼酎付けにして成分を抽出します。「天恵緑汁(てんけいりょくじゅう)」は、野山や畑の土手などに生えているヨモギやクズなどを原料にして黒砂糖をまぶし、木樽の中で発酵させて作った微生物のジュースです。 今年は玄米酢に魚の骨の粉を溶かしてカルシウム液を作ってみました。 それらの手作り資材を10日~2週間に一度は畑に散布して、様子を観察しています。


どうやったら農薬を減らしても病気が出ないだろう、葉っぱを落とさない為にはどうすればいいのだろうと、たくさん失敗して試行錯誤を重ね、今もその続きをやっている6年目。毎日の積み重ねとこの猛暑という経験をいただいて、今年は本当に貴重な勉強をさせてもらった一年だったと思いますが、今後の課題をあげてみるとキリがありません。りんご作りは苗木の養成、剪定・整枝作業、摘花・摘果作業、施肥・手作り資材・農薬などの散布作業などそれぞれに奥が深く、農場も6年がたちましたが、どれもこれも皆、素人の域を出ずにいます。そのことがわかってきたという事がこの6年の私の生長というところでしょうか。

ここまでおぐらやま農場を見守り育ててくれたお客さまの皆さん、      
多くの友人、地元の皆さんに感謝いたします。


さて、今年も本当にたくさんの人がおぐらやま農場を訪ねてくれました。ウーフの若者たち、その数54人(諸国から33人、日本各地から21人)。12月までにはきっと60人を越えてしまうような気がします。そして週末の縁農体験にも時々お手伝いの方が来てくれます。


僕たちの農場は、もう僕たちだけのものでもなく、ここを訪れて、自然に触れ、土に触れ、おぐらやまファミリーに出会い、そして仲間に出会い、何かを学び、何かを発見する、そんな場に育ちつつあるような気がしています。
こんな話題は好き嫌いもあるでしょうが、今年の春から、わが家のデジカメ写真に、「オーブ」といわれる白くまるいモヤのようなものがたくさん写り始めました。皆で楽しくご飯を食べているとき、サッカーをして遊んでいるとき、誕生日会の時、りんごをトラックで運んでいる時など場面は様々ですが、共通しているのは、その場の雰囲気が本当に和やかで皆がニコニコして楽しんでいるということです。


今年はそういう意味では、みんなが本当に楽しんでくれた年だったように思います。りんごの出来映えも何もかも、原点となるのはそこに関わる人たちの心の有様ではないだろうかと、そのことをいつも意識においていたいと思うのです。「人の心は潜在意識のその奥で実は世界中の人とつながっている」と心理学者ユングはいいましたが、誰の心の中にもある本当の自分に、そしてこの素晴らしい自然界ともつながって一つの、素晴らしい自分を発見できる場に、この農場をもっともっと育てていけたらと思っています。


ご縁のあったお客さまや、農場へ来てくれた皆さん、私たちを見守ってくれているすべての皆さんに感謝して、今年も皆さんにりんごを届けさせていただきます。別紙の宅配案内と注文用紙をどうぞごらん下さい。
尚、私たち夫婦の15年以上前からの友人である増田望三郎君・悦子さんご夫妻が、この夏よりおぐらやま農場のすぐそばで民宿を開業しました。簡単なチラシですが同封いたします。ありきたりなサービス業とは一味違う、温みの篭ったいい宿です。こちらにお立ち寄りの際の宿泊に、ぜひご利用下さいませ。ありがとうございます。

松村暁生

テーマ : オーガニックライフ
ジャンル : グルメ

よろしくっす!!

おぐらやま農場

Author:おぐらやま農場

こんにちは、おぐらやま農場のてるちゃんです。
毎日の農場の様子をお伝えしていきます。
2008年以前の日記を読みたい方はこちらです。

日本語→英語自動翻訳【星条旗】
If you click [English], you will read this blog in English.
English English得袋.com
トマト生活はじめませんか?

野菜不足の方へ

生命力たっぷりのりんご

生命力たっぷりのりんごお届けします!3

最新の記事だよ♪
カテゴリだよ♪
コメントありがとう♪
読んでくれてありがとう♪
読んでいただいてありがとうございます。 コメントを残していってくれると嬉しいです。
月間表示です♪
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

おぐらやま農場の農産物を購入したい方♪
おぐらやま農場では、季節の果物、100パーセントジュース、ジャムなどを販売しています。こちらでどうぞ!
おぐらやま農場ネットショップ

おぐらやま農場の最新情報が読めるメールマガジンはこちらから登録できます。
農業体験者募集中!!
face book
Twitter
よかったらフォローどうぞ♪ 時々英語でのつぶやきにも挑戦するぞーー!
おぐらやま農場生産物

りんご

桃









みんな楽しいね♪
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード