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Ogurayama Friends 2015年2月号ニュースレターより

今月は安曇野市穂高に在住の田辺陽一さんをご紹介いたします。昨年4月に東京の練馬から信州安曇野へ、ここを終の棲家と定めて引っ越されてきました。実はもう何年も前からおぐらやま農場の果物を毎年、毎月と言っていいほど食べていただいていた、私たちにとっては「超お得意様」の存在だったのですが、こちらに引っ越されてきて、今度は旦那様が、農作業のお手伝いに来てもらうようになっています。本当にありがたい存在なのですが、どんな心境でこちらに来られたのでしょうか?  (今回は農場主のインタビューに応えていただく形でお届けいたします。)

-----自己紹介からお話していただいていいですか。東京にいたころのお仕事や安曇野へ来た経緯のあたりから-----


田辺陽一です。前は小学校の教員を33年間やっておりました。退職後は、3年間、教育委員会で、新規採用教員や主任・主幹教諭などの研修をやっていました。そして、昨年4月にこちらに引っ越してきました。まだ1年経ちませんけれど、東京に住んでいるときから、退職したら自然の豊かな場所で自然に関わりながら暮らしたいなあと、ずっと思っていました。

-----それはいつごろから、そんな風に決めていたんですか?-----

50才を超えたあたりには、もうその考えははっきりあったかな。退職したら家にいる時間が長くなるし、私はどんなことがしたいんだろうって考えてみたら、やっぱり自然と関わりをもって生活したいと。東京も面白い所なんだけれども、自然の豊かな場所で暮らしたいというのは、僕も女房も幸いに一致していたからね。場所探しの時には、私は最初、自然が豊かで温暖な気候がとってもいい、伊豆がとても気に入っていたんだけれどね。だけれど、女房の妹が安曇野で建築士をやっていたので、こちらに遊びに来た時、大王わさびの万水川の水車のところへ行った時に「ドキン!」ってきちゃった。いやあ「ドカーン!」かな。これは何てすごいところなんだと。水草が清流にゆらゆらと揺らめいているそのシーンを見た瞬間に、「こんなきれいな場所が、本当にあるんだ!」って。それで、よし、安曇野へ来ようと心が決まったんだね。

-----ちなみに建築士をやっている田辺さんの奥さまの妹さんは、うちの農業倉庫を作るときにも設計から何から本当にお世話になった方です。縁がつながり、田辺さんに今日こうやって果樹園でインタビューができるのが不思議です-----

 東京にいるときからおぐらやまの果物をずっと送ってもらっていてね。やっぱり女房の妹が「ここのりんごが美味しいから」って薦めてくれたんだよ。その縁で数年前に一度農場にも来させてもらって松村さんにもお会いして。 はい。よく覚えています。 去年こっちに来てからは、場所も近くなったんだし、送ってもらう必要もないから直接買いに行こうよって、去年の秋に、また、おぐらやま農場へ来たんだ。その時、自分の畑の仕事も大分落ち着いてきたので、「農場で何かお手伝いできることがありますか?」って聞いたら、「是非来てください!」って言ってもらえたので、そこからりんごの収穫、りんごの仕分け作業、年が明けた今は、りんごの木の剪定の研修と続いています。

-----さっき少し話されていましたが、田辺さんは穂高の家の方で畑を借りてどんなものを作っているんですか?-----

いや、畑を借りているのではなくて、家の敷地の中に畑を作ったんだ。新しく造成して建てた住宅地は工事のために、土地全部が、がっちりと踏み固められて、スコップで掘り起こそうとしてもスコップが入らないような状態で、まるで荒地を開墾しているようだった。でも、すぐ家の向いに住んでいる方が、大変親切な事に、トラクターで土地を掘り起こしてくれたので、ものすごく助かった。それで何とか畑になり、夏野菜から植え付け。トマト・きゅうり・ナス・かぼちゃ・オクラ・枝豆・・・。夏野菜はほとんど作りました。秋からはキャベツやブロッコリーなど、今は雪をかぶって冬眠中のものもあるかな。かぼちゃにミニトマトは本当にものすごく採れたね。サツマイモもよくできたし。こんなに上手にいくなんて思ってもいなかったから、とっても嬉しかったし、やってみての実践から学ぶことがたくさんあったよ。

-----そんな風に畑を楽しんでやり始めた田辺さん、今度はりんごの剪定作業にチャレンジしたい、学んでみたいと言われて今は周辺作業を手伝ってもらっていますが、そういう意欲はどんなところから来ているんでしょうか。-----

いやあ、それは分からないけれど、地元の人やIターンでこちらに来た人たちと何人か知り合ってきたけれど、みなさんどの方もみな大変意欲がある方々が多い。家の設計を自分でしたり、庭の塀や畑の小屋を作ったり、自分の専門外のことでも「Do it yourself」が当たり前なんだな。そのことを東京にいた時とくらべるとすごく違いを感じるんだ。近所の方が、漬物でもたくあんでもお味噌でも、お店で買わないでなんでも自分で作ってしまう。

ともかくそういう人がとても多く、なるほどそういうものなのかと思っています。そんな影響で、昨年は干し柿を吊るしたり野沢菜をつけたりと、いくつかチャレンジしてみました。今までは仕事に追われてなかなか自由な時間が取れないでいた部分があったけれど、これから自分がやっていきたいのは自然との関わり、そして農業に取り組むということ。おぐらやま農場さんでも、いろいろ学べたらと思っています。

-----田辺さんは東京生まれの東京育ちでしたっけ? 農業の経験ってこれまでにあったんですか?-----

私の生まれは「東京は葛飾柴又」の寅さんで有名な場所のすぐ隣り町、千葉県の市川市。3歳の時に練馬に引っ越して、それからはずっと練馬。そのころの練馬はまだまだ農家がたくさんあって、ポツンポツンと家が建っていたぐらいで、田んぼも畑も雑木林も、あちこちにあった。農家の庭は自分たちの遊び場でもあったからね。まだ車なんかは珍しい時代だから。やっぱりそういう時代のことが原点なんだね。

それが、昭和39年の東京オリンピックのあたりから、周りの変化がすごかった。自分たちの遊び場だったりした雑木林や空き地はみんな住宅地に変わっていったし、田んぼや畑もどんどんつぶされて、団地に変わっていった。その変化は高度経済成長時代っていうけれど、ホントにすごい勢いで変化していったね。

-----なるほど、東京がまだ田畑や雑木林ばかりの田舎だった時代から、人口が増えて町が大きくなって、今のような姿になるまでをずっと見てきた世代だっていうことですね。-----

「練馬」っていってもね、「東京23区の西のはずれ」だからね。60年前の練馬を思うと、今の安曇野の方がはるかに都会ですよ。だから農作業をやっているところを目にすることは、ちっとも珍しくはなかったし、日常の風景そのものだった。学校の帰り道に近道をしようと畑を横切った際、誤って作物を踏みつけてしまったのを見られて、「こらっ!」って農家の方にえらい怒られたり。麦の穂が出てきたらひき抜いて、先を割いて麦笛を作って鳴らしたり、空き地や農家の庭で野球をしたり、そんな環境だったね。今はそんな風景は探して歩いても見つからない。

-----これからの楽しみというか、やりどころはどんなところでしょうか。------ 

今は剪定ですよ。これを一つ、ものにできたらいいなと。それから、もっともっと美味しい野菜を作る。それからおぐらやまさんでも作っていたけど、ドライフルーツなんかも作ってみたいと思っているし、そうやってできることを一つ一つ増やしていければもっと心豊かな暮らしが広がっていくんじゃないかなと考えています。こっちの人は「Do it yourself」だからね。「自分でする」って人生で大切なことだと思うし、教育の原点とも言える。

-----おお、深い話になってきました。さすがに長年学校教員をつとめあげた方の言葉であります。-----

 子ども達が育っていくうえで、最初にモデルにするのは、親だからね。そういう意味では、いつも家で仕事をしている松村さんたちは子ども達にとっていいモデルになっているんじゃないかな。一生懸命働いている親の姿が見せられれば、そりゃあ子ども達も自然に一生懸命働く人になるよ。サラリーマンの場合はなかなか働いている現場を見せることはできないが、家で仕事をしてる方々の子どもたちは、いつも見て、感じているね。そういう意味では手が抜けないね。


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