畑が教えてくれたこと 2015年8月号ニュースレターより

畑がおしえてくれたこと2

< こんな時だからこそ、時には政治を語ろう >

我が家の女の子わらちゃんですが、早いものでもう5年生。背もすらりと伸びてきてしっかりした女の子にいつの間にか成長しております。ところが、彼女が今年の夏休みの自由研究に選んだ題材が、なんと「日米安保条約と集団的自衛権」というなんとも硬派な、かわいい盛りの女の子がこれを選ぶか??といったテーマでありまして・・・。

ちなみに4年生の昨年の夏休み研究で彼女が調べたいと言って模造紙に書いたのが「日本国憲法と世界の平和憲法」ですから、もうこの辺りは横浜で平和運動の第一線でずっと活躍していたテルミさんのお父さんのDNAなんでしょうか。私とテルミさんには、娘にそういうことを勉強させようとか興味を持つように画策したりする要素は全く無いですから、きっと彼女が持って生まれた資質の中に何かがあるのだと思います。

日本の政治は今、確かに大きな局面を迎えていますね。一介の百姓が政治談議など似合わないことを言いますが、今日は少し心にあることをつぶやきます。安倍首相がかねてから政治信条として謳う「戦後レジームからの脱却」。戦争と軍備の放棄を掲げる憲法第9条の書き換えを目指して、現政権はひた走っています。

自らの政権目標を果たすために、集団的自衛権についての憲法解釈を変更するという、憲法学者からは「憲法違反」と批判されるようなことも閣議決定だけでどんどんと進められたりしていきます。

おそらく、安倍首相もその意を汲む政権中枢も、「戦争ができる国にしたい」訳ではなく、「戦争を回避するための手段として」、憲法解釈を変えたり、条文を書き換えたりしたいのだろうとそう信じたいところですが、戦争を起こさない国にしていくためのプロセスが、「俺たちは強いから、たてつくと痛い目に合うよ」という他国へのメッセージで、軍備を拡充しいつでも戦争が始められるだけの装備を揃え法律上の問題も無くしておくことが、はたして最善の方法なのでしょうか。

それとも外交努力や経済やインフラ整備への協力、うわべやお飾りでない国際交流の中で、戦争を回避する方法や智恵は生まれてこないのでしょうか。それともその両面が必ず必要なのか? はたまた全く違う視点のアプローチなのか・・。僕は、アフガニスタンで活動する中村哲医師のペシャワール会などの存在が、現地でどう評価されているかを知る事はいいヒントになるように思います。

おそらく今の政権が考えている仮想敵国の中国や北朝鮮、またテロなどが頻発するイスラミックステートなどとは、国を統治するイデオロギーも方法論も全く違うし、社会通念・規範もまるでちがうのでしょうが、それらの国と戦争をしないことがどれだけ難しいのか、簡単なのか。

「俺たちは強いから、たてつくと痛い目に合うよ」と抑止力を狙いに軍備を揃えたとしても、世界一の軍備と戦闘能力を揃えるアメリカという国が、今やテロの標的となり、国家間の戦争でない、新しい戦争の形に巻き込まれて来たのを私たちは目の当たりにしてきました。そしてテロへの報復がまた次のテロを作り続けてきたことも世界中の人が知っています。果たして「戦争をしない」という多くの人の持つ希いはどうしたら叶えられるのか。

政治家には強いリーダーシップが必要。僕はそう思っていますし、安倍首相はそれを発揮しているようにも見えます。が、その方向性がこれでいいのかと自分の頭で考え、自分で言葉にしていかなければ、70年前に終わった戦争と同じことがまた起こりうるという事を、子ども達と話し合ってみたいと思っています。

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ウーフに来る諸外国の人たちと農場で共に暮らすという日常の中で、一農業者の自分にできる国際平和への道があると思い始めました。誰だって心通わす友達を傷つけたり、殺し合ったりしたいとは思いませんから。

昨日は仕事が終わってから、暑い午後の時間にみんなと近くの川へ、水浴びに行きました。小さな滝の流れの下へもぐって修行僧の真似をして遊びました。みんな楽しそうだったなあ。いい笑顔でいられる時間を共有できたことがとても嬉しかった。ただそれだけのシンプルなことが、実は最善の方法であったりしないかな・・。

戦後何十年たっても、8月という季節は、一度そんなことを振り返って考えてみる時なのかなと、勝手に考えています。70年前の8月に広島と長崎に核爆弾が投下された8月6日は娘の誕生日。8月9日は私の誕生日です。

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太陽の光を受けて葉の中の葉緑体が反応し、光エネルギーは糖・でんぷんとなり、植物体・果実などを成長させる。この過程で二酸化炭素を吸収し、酸素を排出する。小学校で習うこの光合成の原理は平和そのものです。エネルギーの変化と受け渡しの連続。それがいのちの連なりです。

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