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畑が教えてくれたこと 2015年7月号 ニュースレターより

畑がおしえてくれたこと2

< 雨の日に思案する畑の基盤整備 >

大雨の日には、道を流れる雨水が畑に入り込んでいないかなど、たくさん降っている時ほど余計な水が畑に入らないよう、見回りが必要です。土の中で炭素分を分解しながら、次の階層の細菌類へ栄養分を受け渡ししているキノコ菌は、<呼吸>をして生きていますから、まず空気が必要で、一度水浸しの畑にしてしまうと空気が遮断されてしまって、キノコ菌がおぼれ死んでしまうのです。(キノコ菌は植物よりも動物の飼育に近い。空気と水分とエサが必ず必要)

畑の排水はここ数年の炭素資材での土づくりで団粒化が進み水はけがかなり改善され、大雨の後に畑が水びたしになってしまうことはまずありません。注意深く見るとどんどん吸い込んでしまう底の深さがとても頼もしい。そして真夏の日照りでも土の奥深くから水分を自動的に供給できるスポンジのような畑になっているので、水やりの必要もなくなるのが、炭素循環の仕組み。

私たちの耕作する畑は、北アルプス山麓扇状地の上部に位置し、もともと水はけの良い場所が多く、炭素循環を農業経営の柱に位置付けるには、とても理に適っている条件だと考えます。地下水位の高い場所(地面を掘っていくと数十センチで水が溜まってしまうような場所)でキノコ菌がよく働くように地中の水分を下げようとすると、畝立てや溝掘り、排水路づくりにかなりの労力がかかりますし、かけた分の結果が見えにくい場合もあります。

トマト畑には今年「サブソイラ」という、土の中に鉄の棒を40~50センチほど差し込んでトラクタで引っ張り、地面の中を割っていく機械を入れました。これは作業的にも早いし、畑の土に物理的な大変化をそれほど与えず(天地返しのように大変化になるほど微生物はまた新たな環境への順応に時間がかかってしまう)、地中深くまで空気を供給できる優れものです。有機でやっている地元の知り合いの方から貸していただいたのですが、来年はこれを果樹園にどう使えるのか思案中。果樹園の根にダメージを少なくできるよう、注意深くやり方を考えたいと思います。

そうやって炭素分を分解し養分化する微生物層の循環環境や、物理的な水はけ改善などの基盤整備ができてこそ、農産物の品質や収量に改善が見えてくる。そうなっていないのに収量や見栄えの結果を求めるから肥料や農薬に頼らざるを得ない。

そこを心して、まず畑の微生物たちの世話から始めるという順序に何度も何度も立ち返ろうと思います。土の声、樹の声に耳を澄ませながら。 (あきお)

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