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畑が教えてくれたこと ニュースレター6月号より

畑がおしえてくれたこと2

< 加工トマト栽培と新品種紹介 >

おぐらやま農場で作っているトマトは加工トマトとかジュース用トマトなどと言われているタイプのもので、松本・安曇野地域ではこのタイプのトマトを作っている農家がたくさんあります。4月の育苗を経て、5月中旬から下旬にかけて定植し、7月下旬から9月中旬ころまで収穫が続きます。


栽培期間中の降雨量が他県に比べて少なく、病気にかかりにくい点で適地と言えるのだと思います。このタイプのトマトの味は酸味の強いものが多く、ジュース加工したり加熱調理すると抜群に味が良いので、一般的にはトマトジュース・トマトソース・ケチャップなどを製造する県内の食品会社へ、農協さんを通して納品する流れが出来ています。


おぐらやま農場では、農場で販売するトマトジュース・ケチャップの原料とするほか、「安曇野トマトの会」という、有機栽培加工トマトを栽培する生産者グループの仲間に入れてもらって、有機栽培加工トマトを必要とする埼玉県の食品メーカーへ毎年共同出荷しています。


農協さんの栽培指導では5月の定植から収穫期までを通して10回程度の農薬散布をして、トマトに害虫(オオタバコガ幼虫やヨトウムシなど)や病気(疫病・葉かび病など)がつかないように管理しますが、「高橋ソース」(「カントリーハーベスト」というブランド展開で、とんかつソースや中濃ソースなどいろいろ出しているので、スーパーの売り場で見かけることがあるかもしれません。そ


の中にはおぐらやま農場のトマトもたくさん入っています。)という埼玉県の会社が、「オーガニックのトマト原料が欲しいけれど、作ってくれる生産者さんはいないだろうか」とあちこち探した末に、安曇野では有機農業草分けの穂高の藤沢さんに声がかかり、藤沢さんが地元の若手農業者に呼びかけてできたのが「安曇野トマトの会」という生産者グループです。このグループでは殺虫剤も殺菌剤も有機JAS認証のある農薬も、一切使用しない事をグループの決め事として栽培してきました。15年ぐらいの歴史がありますがだんだん会員生産者が増えて来て、今は10名程度で共同出荷しています。


ただこれまでは会員農家の誰もが安定して高橋ソースさんへ出荷できている状況ではなく、お天気次第で収穫量の変動が大きく、良かったりダメだったりを繰り返してきていました。雨の多い夏には疫病が多発しトマトの葉っぱが溶けてなくなってしまったり、梅雨明けの猛暑でトマトが日焼けで腐ってしまったり、ちょうど条件が揃った年はまあまあの収穫量があったりと、本当にお天気次第。でもこれでは経済的に続かないし、有機栽培に取り組む農家も増えてこない。先ほど10名程度のメンバーがいると言いましたが、これも出入りが結構あっての数字。何とかここを安定させなければと、おぐらやま農場は炭素資材をたっぷりつかった畑づくりに取り組み、水はけのいい圃場にするためにサブソイラをかけ、スプリンクラーの水を止めて、日焼け防止のワラを用意し、その他さまざまな積み重ねでこの2年ほどはそれまでより収穫量を上げてきています。


昨年は収穫はじめからすごい勢いで収穫できていたので、これはいいぞと手ごたえがあったのですが、お盆過ぎから2週間続けて雨がほぼ降り続け、トマトにとっては悪天候の年になり、だんだんとコンテナ数をへらし失速してしまいました。今年こそはトマト栽培を始めて以来の大豊作を目指したいと、意気込んでおります。


加工トマトは右の写真にあるように無支柱で栽培することが一般的です。普通のトマト栽培では必ずと言っていいほどわき芽摘みをしますが、加工トマトはわき芽摘みをせずそこから咲いた花にも着果させて収穫します。


収穫するのは真っ赤に色づいたトマトのみ。収穫したものは数時間以内に冷蔵庫へ入れて、なるべく早く加工する工場へ運ぶので、青味の残るうちに収穫する必要はないのです。野菜売り場に並んでいるトマトの多くは、店舗へ並べる頃にちょうどいい赤色になるようまだ青味のあるうちに収穫して流通にのせるのです。青味の残るうちに収穫するトマトの栄養価は、色が赤くなってから分析しても、真っ赤に完熟してから収穫したものに遠く及ばないのが残念なところ。リコペンで約3倍、ビタミン類で約2倍違うという数字が出ています。


最近、長野県の農業試験場が、「リコボール」という品種のトマトを育種しました。完熟トマトのリコペン含量がこれまでの品種の1.5~2倍含まれる為、明らかに赤が濃いトマトです。リコペンはトマトやスイカなどに含まれている赤い色素で、抗酸化作用がアンチエイジングや、ガン・動脈硬化・心臓病などの疾病予防にも効果があると研究結果が発表されています。おぐらやま農場では昨年から栽培を始めたのですが、色の違いは他の品種の加工トマトと見分けが容易につくほど。トマトジュースにしても赤が鮮やかで味覚的には酸味がまろやかになりとても美味しいトマトです。おそらくこれから生産する農家が増えてくるでしょうが、たんじゅん農の畑で作られてくるリコボールのトマトジュースを今年は皆さんにたくさん使ってもらえたらいいなと思っています。


おぐらやまのトマトジュースはそのまま飲んでもよいし、濃度がありますのでトマトピューレとしてスープや煮込み料理に使っても便利なものですから、台所に常備して皆さんのアンチエイジングや健康づくりに活用してほしいと思っています。トマトについては熱をかけてジュースにしたり調理してもリコピンやカロテン・ビタミンE等の抗酸化物質が壊れにくく、逆に吸収がよくなるので、どんどん調理して下さい。生野菜でサラダに使ってももちろんよいですが、トマトの旬は夏。本当に身体に効いてくれる栄養成分を濃度高く含んでくれた完熟の真っ赤なトマトを一年中使えるようにトマトジュースは作られています。皆さんの食生活の一部にぜひしてみてくださいね。


トマト料理で有名なイタリアという国は北と南で食文化に違いがあり、一人あたりの年間トマト消費量が北で約40キロ、南で100キロ程度(ちなみに日本人平均は10キロ以下)。北イタリアはトマト料理もありますが、肉食・乳製品の食文化です。そして消化器系がんの発生率は、北が南の2倍以上となっていて、明らかな違いが出ています。年間100キロ(一日約270g)を使う食生活を想像してみましたが、トマト農家ならこれも可能かもしれないと思い始めました。でもそうではない皆さんにもそれぐらい使ってもらえたら嬉しいです。きっとお肌もすべすべに、そして基礎代謝が上がって、メタボ体質からもさよならできる可能性大です。最近「夜トマト健康法」という本が出ていたので読んでみたら、夜にトマトを取ってから睡眠することで基礎代謝が上がるという事でした。自分の身体で実験してみます。(あきお)

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