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その40    03・07・04       「世界にたった一つのなまえを」

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ふうわ2歳のお誕生日



皆さんこんにちは。またまたお久しぶりのお便りになってしまいました。農繁期も佳境を過ぎたはずなのに相変わらず忙しくやっております。桃の実も直径10センチぐらい、りんごもつがる・王林は6~7センチにはなってきました。

今は最後の見直し摘果を進めているところです。


話は少し前になりますがちょうど1ヶ月前の6月4日に弟のヒロオとななこさんの所に赤ちゃんが誕生しました。元気な女の子です。私にはりんごの摘果をしているフライヤーの上にいる時に携帯電話にヒロオから連絡がありました。


「名前はどうした?」 ときくと、「こころにしようかなと思ってるんだ」とのこと。「ふーん、いい名前だねえ」とこたえて、電話を切りましたが、切ったあとも「ふーん、こころちゃんか、いいなまえだなあ」となぜか妙にしみじみと感じ入ってしまったのです。さくらちゃんがいいか、ももちゃんがいいか、それとも・・・といろいろと考えていた過程の事は少しは聞いていたのですが、「心」の名前を聞いて、ヒロオとななこちゃんの純粋な気持が込められていることを感じ、とても嬉しかったのです。これで風和にも初いとこ誕生です。


21世紀という時代に、この地球に生まれた君達に僕達が最初にしてやれることは、世界にたった一つの素晴らしい名前をつけることだ。読み方が同じようでも、そこに込められるものはそれぞれだから、やっぱり世界にたった一つの、君だけの名前なんだよね。風和も6月24日で2歳になりました。今日は僕達が(僕が?)どうして風和という名前をつけたのかをちょっと聞いてくださいね。



輝美母ちゃんの妊娠がわかってから少ししたころ、僕らはまだ地元の(三郷の)牧場で働いておりました。私は乳牛の繁殖や若牛の育成、輝美は子牛の世話が主な仕事でした。よく晴れた秋空の日、昼休みに部屋へ戻って(住み込みで働いていましたので)、二人でご飯を食べて、輝美は横になって休んでいました。僕は窓の外を飛ぶ二羽のとんびを見ていました。ゆっくりと弧を描いて、気持ちよさそうに飛ぶとんびを見ていました。


よく晴れた空の、窓から見えるその景色から、突然、「風和」の字はやって来ました。そう、まさしく名前が「やってきた」という感覚です。その瞬間、僕には「この子の名前はこれしかないぞ!」という確信がありました。すぐに輝美に、「こんなのどう?」といって、紙に「風和」と鉛筆で書いて見せました。 「???、これなに?」 「名前。僕らの子の名前。どう?」 「ふーん、いいね、読み方は?」 「男の子だったら<ふうわくん、女の子だったら<ふわチャンでどうかなあ、どっちが生まれてきてもいい名前だと思うんだけど」 「ふーん、いいね、それじゃ、これにしよっか」 

この家族会議ほど二人の意見がぴったりと一致したのも他にありません。


日ごろはめったにこんなことありませんから。私が山といえば輝美は海、彼女が花火を見に行くと言えば僕は本を読みたい、僕がギターを弾けば私はソフトボールにバレーボールよ、なんて二人がなぜかこの時は息もぴったりとあい、あっという間に子どもの名前は決定したのでした。二羽のとんびが落としていったとも思えるような展開ではありましたが、鷹でなくとんびがくれたというのもまた何かを暗示しているような気もしています。

 
<風和>の名前には「この世に和やかな風を吹かせる人になって欲しい」との思いを込めています。それから、世界中にはいろんな考え・文化、いろんな異いを持った人たちがたくさんいますが、どんな人たちとも(どんな風とも)、仲良く和を持ってやっていける人になって欲しいとの願いもあります。


ちがいを認め合うことが平和な世の中のはじめの一歩だと思うからです。


あと、読み方がかるい名前をつけてあげたかった。僕が結構、人生に思い悩む性格なので、輝美母ちゃんのような、カラッとかるく明るい性格に育ってほしいと思っていたのです。


「フウワフワ」っと、いかにも軽い感じでしょ。父ちゃんとしてはこれが何より気に入っているのです。いくら宮沢賢治が好きだからって、そのまま「賢治」とかじゃあ、ちょっとキビしいかなと。


最近の名前の付け方は、一昔前とずいぶん様変わりしてきているようですね。女の子では最後に「子」と言う字をほとんど使わなくなってきたり、なんて読むのか一見分からなかったり、当て字を何とか読ませるものとかもあります。そういう傾向に批評もいろいろありますが、親が子に対する愛情を、その子の一生を通じて持たせてあげられるものが名づけだと思います。「字には魂が宿る」と誰かから聞いたことがありますが、日本語の漢字、ひらがなには一つ一つに深い意味があり、そのことを考えながら名づけができることを僕は誇りにさえ思います。


日本人でよかったなあと。


僕たちもあと何回「名づけ」という儀式(ってちょっとおおげさか)に立ち会えるかな。
ともあれ、心ちゃんの誕生、本当におめでとう。そして風和も、2歳の誕生日おめでとう。添付写真は輝美母ちゃん手作りの誕生日ケーキのろうそくを吹き消しているところです。

さて、農場からのお知らせです。来週初めに昨年桃やりんごをご利用いただいた方たちへのお手紙を郵送しようと思っていましたら、昨年食べていただいた方からすでに何軒か問い合わせの電話がありましたので、急いで送らなくっちゃと慌て出したところです。

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おぐらやま農場より夏の果物のご案内

梅雨空の続く季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。昨年はおぐらやま農場の桃・りんごをご利用いただきましてありがとうございました。今年も7月下旬より桃、8月下旬より早生りんご<つがるの収穫が始まりますのでご案内させて頂きます。

昨年の夏の収穫後、桃畑では秋季剪定に始まり、秋・冬の施肥(鶏糞と土壌菌堆肥)、2月の剪定作業(不要な枝を落とす)、蕾が膨らみ始める4月には摘蕾(花の数を調整し樹に余力を残すため)、4月25日ごろに桃の花の満開を迎え、受粉後の実の大きさ1センチごろの時の予備摘果、そして6月中旬の仕上げ摘果、何度か行う摘心作業や草刈り、晩生品種には袋かけ、実が大きくなって枝がしなり始めるので折れないように支柱立て、など季節の移り変わりとともに夏の稔りを思い描き世話をしてきました。

また昨年までの経験を元に今の私たちにできる限りの減農薬栽培を志向し、殺菌剤の大幅減(4月に2回のみ)、殺虫剤の半減(通常散布量の約半分)を目標に取り組みました。
そのためには栄養バランスの取れた土に根っこをしっかりと張り、光合成をたくさんする強い葉を茂らせ、病気に負けず、虫がつきにくい生命力のある果樹でなければなりません。文字通りその「結果」として美味しい桃ができるように・・・。その為に今年新しく取り組んだことがいくつかあります。

一つは土壌分析からの肥料について。愛知県の吉良微生物研究所からの指導を頂き、植物に有用な土壌菌群を利用した堆肥・醗酵液肥を畑に撒き、光合成細菌・窒素固定細菌・酵母菌・乳酸菌・酵素などが土中や葉面で存分に働けるようにしました。(詳しくは近々リニューアルのHPにて)
 
二つ目に日当たりや栄養を隅々まで行き渡らせる為の剪定・摘心について。桃の樹は春から夏に向けて新しい枝が元気よく伸びてきますが必要以上に枝が伸びるとそちらの成長に養分が使われてしまい、果実へ行く養分が少なくなってしまうので、摘心(成長点をとめる)を何度かしてやります。作業としてはかなり手のかかることですがこれをするとしないでは果実を作っているのか果樹を作っているのか分からなくなってしまうとも言えます。

また乗用草刈機を地元の仲間とお金を出し合って購入し、こまめに草を刈れるようにしたことで畑の環境も良くなってきたと思います。除草剤やマルチ資材を使わず全面草生のおぐらやま農場畑では、湿度が上がらないよう、また虫の密度が上がり過ぎないようにするためには重要なことです。刈り込まれた草が土中の微生物・有機質分解細菌の餌となり生命の蠢く豊かな土を作ります。

正直に申せば、昨年はご期待に応えられないものを届けてしまってお叱りを貰ったり、また運送時の荷痛みトラブルなどもありました。独立して農場を拓いて初めての経験だった昨年は失敗も多く、そのことが私たちにはかけがえのない貴重な一年であったと自覚しております。デリケートな桃を無事に届けられるよう包装・運送方法も見直しました。
また「美味しい桃だったよ」との言葉もたくさん頂きました。そんなお客様とのやり取りに励まされ、力づけられてやってこれたこの1年間でした。

おぐらやま農場は、「ひとのいのちに責任の持てる食べ物を作りたい」という目標をもって農業を営んでいます。そのために、農薬・化学肥料等人間の健康を妨げる可能性のあるものをを極力減らしていく事はもちろん大切なことでありますが、もう一つ大切にしていることは食べる人とつくる人の心のつながりを持っていきたいということです。


お互いの考えや立場を理解しあって、安心して食べてもらえるよう、また安心して良いものをつくることに専心できるよう、食べ物を通して心といのちを繋ぐお互いでいられたらとねがうものです。
そのための一助として、農場の様子やお知らせ、私たちの暮らしぶり、感じていること等をメールマガジンで配信しています。ご希望の方は下記メールアドレスへ連絡ください。そして皆さんの忌憚ない声をお聞かせください。昨年より今年、そして今年より来年と、一歩ずつ一歩ずつ進んでいきたい。これからもどうぞよろしくお願いします。

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