おぐらやま農場だより その44 03・10・02 「ホームページができました&秋のりんご案内」
画像は色づき始めたふじです
皆さんこんにちは。こちらは随分寒くなりました。朝晩は冷え込みが感じられるようになり、さっそく煙突掃除をして今年も薪ストーブのお世話になっています。りんごも色づき、稲刈りも半分以上は終わり、いよいよ秋も色濃くその先の冬の気配も見え始めたおぐらやまです。
さてこの度、前々から予告していた農場のホームページがリニューアルオープンいたしました。これまで、町田市在住の友人、増田君のHPの中に、農場だよりのバックナンバー集として掲載してもらっていたものですが、今回新たに独立し農場のことをもっと理解しやすいような内容を検討して作ってみました。
まだ頭の中にあること全部がやれているわけではありませんが順次更新のたびによりよきものに仕上げていきたいと思っています。
今回はそれ用のサーバーを構えるため相模原在住の友人K氏が力を貸してくれ、またページ制作でも塩尻市在住のC氏が我らのお粗末な遅筆ぶりにも愚痴一つ言わず最後まで面倒を見てくれて、リニューアルオープンが実現しました。本当にどうもありがとう。
URLは http://www.ogurayama.com になっています。「おぐらやまミュージアム」のコーナーではオリジナル曲も聞けるようにしてあります。音の録音から(C氏のパソコンをわが家の台所横の6畳間へ持ち込み、電話がかかってこないよう接続を切り、マイクスタンドもないので天井から麻紐を下げてマイクを吊ってその前で歌った)画像や歌詞出しの調整まで細かい仕事を見事にこなしてくれたC君に再度感謝。一度覗いてやってくださいませ。今の時代はIT技術者の力が結構ものを言いますね。HPへの意見・感想などお待ちしています。
今シーズンのりんご案内を送らせていただきます。
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~いのちと心をつなぐ食べ物を~
信州安曇野・おぐらやま農場より、りんご宅配のご案内
日頃はおぐらやま農場への御高配をいただきありがとうございます。こちら安曇野はもう秋も深く、北アルプスでは初雪との便りも届き、今年もりんごの季節がやってきました。9月上旬の「つがる」は、すでに終わりましたが、このあと「千秋」、「王林」、「ふじ」と続きます。
おぐらやま農場では、減農薬、草生園、キラ農法での栽培で、安心して食べられる農産物をつくり、中間流通業者なしの顔の見える間柄で、直接食べる人のもとへお届けする産地直送を基本にしています。市場原理至上主義を経済発展と呼ぶ社会風潮の中で、ひとのいのちをつなぐという大切な役割を持つ「食べ物」が、いつの頃からか農業者のお金儲けの手段としての「商品」としてしか、省みられなくなってしまいました。
今の日本は世界中の国から、お金を出せばなんでも手に入ると、街のスーパーへ行っても安価で珍しい食べ物が溢れ返っている世の中です。僕たちが生まれる以前の、日本の貧しい時代を経験したことのない私が、なにも偉そうな事は申し上げられませんが、この時代に生きる一介の百姓として、ひとのいのちに責任を持つ健康な食べ物をつくることを皆さんにお約束して、りんご宅配の案内とさせていただきます。
皆さんの日常の食卓に、また年の瀬の贈り物などにもどうぞご利用くださいませ。
減農薬栽培・・除草剤、落下防止剤、化学肥料はまったく使用しません。今年の殺菌剤、殺虫剤の化学農薬散布量は当地標準の半分以下。有機リン系製剤等人体への影響が特に指摘されるものは使いません。
草生園・・園地には何種類もの雑草が太陽・空気・雨・土等のエネルギーを受けて成長し、それを何度も刈り込んで天然の有機質肥料とします。
キラ農法・・キラ微生物研究所の植物有用細菌・微生物群を含む完熟堆肥・醗酵液肥を利用して病気や虫に負けない果樹、栄養のいっぱい詰まった果実を作ります。
<宅配予定>
@10月上旬~ 千秋・・甘味と酸味のともに深い濃厚な味と歯ごたえが特徴。品薄ですので必要な方は早めに連絡を。
@10月下旬~ 王林・・独特の芳香を持つ黄色いりんご。根強いファンが大勢居られます。
@11月10日頃~ ふじ・・言わずとしれたりんごの王様。最晩生種の強みで甘さは最高。市場受けを狙った早取りや色付けの為の過度な葉摘みも控えて、栄養と味本位、完熟を待つ栽培です。日持ちもよい品種でこちらで冷蔵庫保存しておく分は翌年3月頃まで出荷可能です。(翌年分はなるべく予約を)
@年間・・りんごジュース(天然果汁100%)桃ジュース(果汁60%) 3本入と6本
入で。
安曇平のこれからは朝晩と日中の寒暖差がはげしく、特にお日様が西山へ沈んだとたんに気温がぐんぐんと下がり出す日没の早いおぐらやまの気候は、それが日本一甘いといわれ、晩生種にはたっぷりと蜜の入るりんごを作り出します。
皆さん今年もおぐらやま農場のりんごと果実ジュースをどうぞよろしくお願いします。
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