畑の団粒化 < おぐらやま農場だより その148   2011・06・03 >

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おぐらやま農場だより その148  2011・06・03(不定期発行)

  
発行責任者 おぐらやま農場 松村暁生
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< 最新農産物情報 >
*今年もおぐらやま農場のたんじゅん農法で育てた「にんにく」が順調に成長しています。昨年も大好評でした期間限定の「生ニンニク」の予約受付けをはじめました。6月末の収穫予定です。
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*「父の日」が近づいてきましたね。ホッと心が和む、贈り物に。カラフルな彩りのジュースセットが好評です。
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*おぐらやま農場の「くだもの年間コース会員」を募集しています。
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<  畑の団粒化  >

穂高のEさんという方(私たちの農産物を食べてくださっているお客様)が、お電話を下さり、東京の友人を連れておぐらやま農場を見学したいので案内してほしいとのこと。このように農場案内をすることが時々ありますが可能な限り、時間を取って案内をさせていただいております。


どんな内容をお話すれば良いのか、またどんな畑を案内すればよいのかは、来られる方の立場や関心・興味を持っていることによって変わってきますので、その都度自己紹介から始まります。今回は「ウーフについて知りたい」・「おぐらやま農場が取り組んでいる農法について案内してほしい」ということでしたので、ウーファーさん達と地元友人と一緒に作業をしているりんご畑に来ていただいて様子を見てもらいながら、いろんな質問をしてもらいそれにお答えしました。


今回東京から来られた方たちは8名ほど。街の中の貴重な農地で野菜作りをしている方たちがいましたので野菜畑も見てみたいとのことで、案内しました。にんにくの植えてある畑に棒を突き刺すとスルスルと中に入っていき1メートル30センチほど入ってしまったのでみなさんとてもびっくり。実は棒を突いた私が一番びっくり。


たんじゅん農法では畑の団粒化の様子をこうやって棒を突き刺してどれだけ入っていくか観察することが多いのですが、たんじゅん農法1年目の昨年は深いところで80センチほどだったのです。それがさらに50センチも奥まで入ってしまった。そして畑に来ていただければよくわかるのですが、土が柔らかくなっているので足が沈み込みます。みなさん一様に「ナルホド」と納得されておりました。


全ての畑で1メートル30センチまで入っていくわけではありません。このにんにく畑がなぜこれだけ団粒化しているのか考えてみました。まず一つ目は炭素資材が何度も補給されていること。ニンニクが成長している時も葉っぱと葉っぱの間からキノコ廃菌床やもみ殻が撒かれています。 2つ目はそれが土と掻き混ぜられていること。草かきをするようにして畑の土と炭素資材を掻き混ぜてあります。 そして3つ目は作物の切れ目がないということ。前作がタマネギ畑だったこの場所は昨年7月初めに収穫される頃には雑草が丁度いい感じで生えており9月中旬のニンニクの植え付けまでその状態でありました。そして畑を耕してすぐににんにくの植え付け。つまり雑草も含めてずっと何かが畑にある。土の中に何かの根っこがある状態がずっと続いていること。 おそらくこの3つの条件がそろっていないとここまで団粒化は進まなかったのでは・・。


安曇野のように冬の寒さが厳しい条件では畑に作物がなくなってしまうことが良く起こります。ニンニクやタマネギや麦などの冬を越せる作物がある場合はいいのですが、そうならない場合はどうするかが一つの課題となりそうです。くず麦が手に入るなら緑肥にするつもりでそれを秋に畑にまいておくということも考えられます。うまくいっていると思える場所をお手本にしてどんな作物にも応用できるようにしていきたいと思います。


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長文失礼の後書きです。時間のある方はどうか耳を傾けていただきたいと思っています。

<  田中優さんの話を聞きました  >

少し前になりますが5月12日の夜、田中優(たなかゆう)さんの講演会に出かけてお話を聞いてきました。演題は「3・11以後をどう生きるのか? 希望を込めて現在の社会を問いなおし、勇気を持って新たな生き方をつくるために。今、一番聴きたい話がここにある」 という、
とても長いタイトルがつきましたが、その内容はまさに膝を叩いて立ち上がりたくなる、希望に満ちたお話でした。松本まで出かけて話を聞かせてもらって本当に良かった。


田中さんは様々な可能性のある未来を語ってくれた。明るい未来をはっきりと見せてくれた。これこそが本当に、哀しみや苦しみのさなかにある人たちに一番必要なことなのではないだろうか。
ユーチューブでも講演会記録などが出ています。まだ田中さんの話を聞いたことがないという人は、どうぞ一度耳を傾けてみてください。きっと未来への希望を持つことができるはずです。
http://www.youtube.com/watch?v=KhEEwZ7xKyE


原子力発電について今まで知っていると思っていたことがどうも全く違うようだ・・・。
電力会社が電気料金を決定するやり方を初めてちゃんと教えてもらいました。必要経費総額に適正報酬として必要経費の3%をプラスした金額が電気料金の総額となるんだそうです。つまり必要経費を上積みすればするほど電力会社に入る適正報酬が増える・・・。そんなバカナ・・<適正>という言葉を使い間違えちゃいけない。だから莫大なお金をかけて原子力発電所をつくっても電力会社は絶対つぶれなかった。金をかければかけるほど電力会社は儲かるんだから。事故を起こすまでは。そんな電気料金体系をつくっているのは日本だけ。


そしてついに日本の電気料金はアメリカの3倍近くにまでなってしまった。テレビで宣伝されてきた電力会社のCM。原子力発電の安全性を言うものばかりだったけれどテレビ宣伝など全く必要ない独占企業がなぜあれだけのテレビCMを流せるのか。年間何百億円かかっても全部電気料金に転嫁できるからだった。しかもCM代をつぎ込めばつぎ込むほど電力会社は儲かってしまう。 もうそんなことはやめよう。


省エネ製品は日進月歩で進んでいる。家庭の電灯もLEDに変えることで使用電力を10分の1とかに出来る。家電製品のほとんどはこの15年ほどで消費電力が半減出来るものが開発されてきた。でも一番の急所は産業用電力のピークを如何に下げるかだ。


夏場の平日の気温が31度以上の午後2時~3時に電力ピークが来る。一年間でわずか10時間前後のことだ。この時間帯は家庭電力が10%、産業電力が90%。だから、たとえば夏場の平日の気温が31度以上の午後2時~3時の電気料金を10倍に設定して見よう。必ず企業はその時間に電気を使わない工夫をするはずだ。一年間でたった10時間だけ。これでピーク電力を抑えることは解決出来るはずだ。企業生産に影響が出れば国際競争力が落ちるという人が必ずいるだろう。でもこの10時間を乗り切れば、本当に原子力発電所がなくても大丈夫なんだとはっきりしていれば、そうしたい人の方が圧倒的に多いはずだ。


ほかにもいろいろなアイデアで電力ピークを下げる工夫は出来る。大事なことは電力会社や政府に言われるまま、仕方がないと諦めていることが多すぎないかということだ。日本は本当に資源の乏しい国なのだろうか。海洋上の風力発電はとても有力な現実的な選択肢だ。バイオマス資源も豊富。石油や天然ガスでないととても外国に太刀打ちできないと誰かに刷り込まれていないだろうか。原子力発電がないと計画停電ですよ、あなたたちの便利なライフスタイルを電力会社が支えているんですよと脅かされながらいつまでも高い電気料金を払い続け、命がけで働く原発ジプシーと呼ばれる原子力発電所従事者を生み出し、行き場のない核廃棄物を増やしつづけなくてはいけないのだろうか。


答えはノー。電力会社は多額の広告料でマスメディアを支配し、高利借入金の借主になり銀行を支配し、多額の寄付金・寄付講座で東大初め多くの有名大学の学者を支配し、その利権を守るための口封じ・世論操作を続けてきた。でも、この3・11がチャンスをくれたのかも知れない。今ならこれまでの社会を問い直せるのではないだろうか。今しかないのではないだろうか。数万のいのちを一瞬にして失い、たくさんの町が容赦なく流されて、これだけ多くの悲しみと苦しみとを受け止めている今だからこそ、問いなおさなければならない。僕はそう思う。


そして僕に何ができるのか考えてみた。まずこの情報をいろんな人たちに届けたいと思う。原子力発電所がなくても日本はやっていけるし、別に便利な暮らしが全て吹き飛ぶわけではないことも分かった。それがわかっただけでも自分の子どもたちが大きくなる未来がとても明るいものに見えてきた。心に希望を持てることが何より大切だし、僕が会う人ごとにそのことを話していこうと思う。


そして自分の納得できる情報を手に入れられるように方法を見つけたいと思う。そして家計の許す範囲で節電できるものを買おう。
田中さんは「批評家になる必要はなく、活動家になろう」といった。おぐらやま農場で活かしていける楽しいアイデアをいっぱい出して、一つ一つ形にしていこう。日々の仕事と暮らしがこれまでの社会を問いなおす活動だから。

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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。 皆さんからのメッセージもお待ちしています。

感謝!!


*・.☆.。.:*,・:*・∵.☆:*・∵.゜ .☆
毎日元気に畑へでています。
今日も素敵な1日を!!
   おぐらやま農場 松村暁生・輝美
.☆:*・.☆.。.:*・:*・∵.☆:*・∵.゜ .☆

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