おぐらやま農場より皆様へ2013年初夏

おぐらやま農場より皆様へ2013年 初夏


今年も皆様に夏の農産物をお届けする時期が近づいてきました。

今シーズンは早春の遅霜(おそじも)で果樹の花たちが凍ってしまい、実になってくれたものがかなり少なかったのです。

桃・梨はちょうど花の満開時期に氷点下の朝が4日続きましたが(右の写真は4月21日の朝の果樹園)、それを乗り越えて実をつけてくれた逞しい果実が、例年の6割程度は収穫できそうだとみています。

2013年4月21日
4月にこんな大雪が降りました。写真は梨の木です。花が満開なんですよ~~。

りんごは遅れて咲いた花に人工授粉をしっかりと実施したこともあり、どうにか平年並の実りは出来てくれたのではないかと思います。

様々な自然現象に大きく左右されてしまうのは農業という仕事の特徴です。

その度にどうしていくかと少しでもダメージを少なくできるように考えて手を打っていきます。 

台風が来たり、大雪が降ったり、夏にカンカン照りが来る時があれば、豪雨に見舞われることもあります。遅霜や雹(ヒョウ)や、野生動物に食べられたりということもあります。

何もないときのほうが珍しいのが実情です。そんな時、やっぱり気持ちが凹むことはあります。経済的な勘定も頭に浮かびます。

そのことは人間ですから当然といえば当然だと思っていますが、今年は新聞記事の見出し「凍霜(とうそう)被害、県内で数十億円」・「農家に悲嘆の春」と大きく書き出されたタイトルを読んだとき「僕は絶対に嘆かないし、悲しまないよ」と腹の底から反骨の気概が湧いてきました。というか、嘆いている暇がなかったのです。

どうやって今年を乗り切るか、クリアしなければならないことが山積みとなり、それをどうやったらやりきれるか・・・。それが今も続いています。

りんごの人工受粉がまず手始めでした。

これまでは自然のハチと風任せでよしとしていたものを、花一つ一つに花粉をつけていく地道な作業をゴールデンウィークの間中、スタッフの人もウーファーさんも総動員、県外から駆けつけてくれた友人、子供たちも手伝ってくれて林檎畑を一回りしました。

花粉を準備し、梵天(ぼんてん)という耳かきの反対側についているもののジャンボサイズのものを使って、しっかりとやりました。

2013年5月3日2
まるでハチが一緒に花粉つけをしてくれている同士のようでした。


そして例年4反歩ほど作付しているトマト畑は7反歩を準備しました。それに合わせて急遽種まきをして、苗の数もそれだけ増えるのでビニールハウスの中は苗箱で足の踏み場もないという感じでした。

畑作りも7反歩すべてに炭素資材を入れて、耕耘・畝作り・マルチはり・植え付けとやりきるのは相当のもの。でもその中で、早く仕事を進めるコツや方式も確立してきました。

なにより農場でスタッフをしてくれているヒデさん、エツコさん、ハラダさん、イマイさんが、ウーファーさん達や地元からお手伝いに来てくれる人たちと力を合わせて農作業を進めてくれています。

農場も面積が増え、お世話する品目も増え、私一人では到底全部はできないことを、力を合わせてくれる仲間たちと進めていけることは本当にスバラシイ。

実の付きが少なくなってしまった桃や梨の畑といえども、草は元気よく生えてきますから、草刈の仕事もサボれません。ここはヒデさんの得意とするところ。

ハンマーモアという草刈機で大部分を刈り倒し、細かいところを肩掛けの刈払い機でやってくれたあとは見事な緑の絨毯。

りんごの摘果を見てくれているのはエツコさんとハラダさん。エツコさんはりんご園の作業では私より長年やっているエキスパート。安心して任せられます。今年の春から来てくれているハラダさんは語学堪能で、ウーファーさんたちとのコミュニケーションもバッチリ。

私のナンちゃっての英会話でない分、ウーファーさん達も言いたいことが伝わっている安心感があります。
 
イマイさんは福島県で地震と原発事故の被災者となり松本に引っ越してきたばかりなのですが、新規就農希望ということもあり、縁あっておぐらやま農場まで来てくれることになりました。

どんな営農をしていこうかと数年後の自分たちの姿をイメージする段階ですから、いろいろな経験をして、そのことを今後に活かしてもらいたいと思っています。

またイマイさんとは別に上村さんという東京からきた方が新規就農希望のウーファーさんとして1月から6月まで滞在してくれていました。(奥さんが7月に出産予定で、一時帰宅中です)秋からは本格的に、近くにある耕作放棄地を開墾して、来春から就農、トマト栽培を炭素循環農法で作りたいと言っています。

そんな風に農業を自分の仕事としてやってみたいという若い人たちがやってきて農業を学んでもらう機会も多くなっています。

また6月初めからふさこさん(私の母)がおぐらやまの家を離れて一人暮らしを始めたので、私たちの家族一人ひとりにも更に力がついてきたように感じます。

ニュースレター2
ファミリー集合写真

風和君は鶏の世話と卵のパック詰め、和楽ちゃんは家族分の洗たく物タタミをテキパキできるようになってきたし、叶和くんも服を着たりお風呂に入ったりが自分でできるようになってきました。

テルミさんは子どもたちの母でもありますが、ウーファーさんたちの暮らしが大丈夫か常に心を配ってくれる彼らの母親役でもあります。

私の仕事は農作物のお世話をすることと共に、これだけの人が仕事をし、農業を学んだり、農家の暮らし体験をしたりする「場」を作り出して行くことが役割になっています。

前述のように春先の遅霜の影響で、今年の桃が例年よりやや少なめです。お中元やお盆の贈り物の注文の際、もしよかったら「例年3キロ箱で送っている人に、今年は2キロの箱で」とか、「2キロ箱とジュースの組み合わせで」とか、皆さんにもちょっと協力頂ければ幸いです。

ジュースの組み合わせもいろいろあり、カラフルな色合いの100%ジュースも皆さんに喜ばれています。こんなことを申し上げる勝手な農家もあまりいないことは承知の上ですが、自然の恵みをいただくことしかできないのが農業ですから、隠しだてしても仕方のないことです。

昨年の黒豆に続き、じゃがいもは安曇野穂高の五十嵐さんがお世話してくれました。炭素循環農法に取り組み始めて2年目。今のところ病気や虫の被害も全くなく生育中です。

おぐらやま農場の果物・野菜に加えて、安曇野で炭素循環農法に取り組む仲間たちの農産物も是非使ってみてください。きっと同じ志を感じてもらえると思っています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。 皆様からのご注文をお待ちしています。


2013年桃
桃畑にいると桃源郷っていう言葉がよくわかります。

テーマ : オーガニックライフ
ジャンル : グルメ

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Author:おぐらやま農場

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